オーシャンロードが引退しました。

本日クラブより書類が届き、愛馬オーシャンロードが近走の成績不振を理由に中央抹消され、地方競馬へ無償譲渡されることが決まりました。




2日前届いたクラブからのメールサービスには関係者協議に入りましたと記載されていました。
これはすなわち「お役御免」を意味しており、それを見た途端、あまりのくやしさに涙があふれ一晩中泣いてしまい、翌日はとんでもない人相に…。




私にとってこの仔は特別な一頭。
ただし所詮一口馬主、馬の進退に対する権限はなく結果をそのまま受け入れるのみ…。
だけど紙切れ一枚だけでは到底無理で、直接クラブに電話を架け全てではないけど言いたかったこと、伝える事ができました。
胸に渦巻いた不審不満、それらを少しでも直接吐き出す事ができたのでやはり、うん…行動して良かったのだと自分自身を納得させています(もちろん暴言は使ってませんが…)。




運も必要だったのだと言うのなら、美浦へ転厩させられた事が一番大きな分岐点だったのかなぁ、今にして思うと。

結局適正を見出してもらえぬまま…歯がゆい走りが続き、本来持つ彼女のいい所を
誰も引き出してあげられなかったのは事実ですよね…。



彼女の闘争心を深い眠りから目覚めさせるきっかけとなっていたかも知れないのが、小倉3戦目だったのでは個人的な意見ですが。
そしてモニタ越しからもわかった元気も消沈した中での4戦目、芝2000m。
まさかあれが中央ラストランだとは……まさに予期せぬ…(涙)。

成績が伸び悩んだというのが理由だったのなら
もう少しだけ愚痴らせて貰えるのなら…
せめてもうワンチャンス=秋競馬を彼女に与えて貰いたかった、です。



話をしたからもうOKという訳では到底なく、私自身の心の整理をつけるために今これを書いてますが、
書いてたらやっぱりまた涙がこぼれてきて…。
くやしさとかなしさ、さびしさがいりまじった感情が心を支配して、この仔の存在はとても大きかったと改めて頬と心にひしひし伝わります。。



頑張って1つ勝ってくれた、愛馬オーシャンロード。
成績は二の次で、怪我なく少しでも長く現役で居てくれたらいいと願ってきました。

夢半ば…まさかこんな形で都落ちさせられるとは、全く思いもよらなかったよね。
彼女が生まれ故郷に戻るためには、現在の成績では足りないそうです。そう、今後は移籍先の大井競馬で自身の余生を賭けて彼女は闘わないといけなくて…。
私の元からは離れるけれど、応援する心に今までとなにひとつ変わりありません。
父から譲り受けたその健康な身体を最大の武器にして、トップロードの娘として頑張ってほしい…!
いや、絶対がんばれっ…!!!



貴女の新天地での活躍を心より、願う…