今までで最高のレース(3)

皐月賞の当日、なんとなく不穏な空気を感じる

うまスポの印が思ったほど上がらないのだ

最高のパラバランスでピークに入ってるわけで、印が良くないというのは、想像もしてなかった

結果、精彩を欠き、ダービーの出走権にも届かない4着に惨敗
悪くない着順ではあるが、三冠を狙った身としては、惨敗だ

次走は予定通りにマイルカップに駒を進めるも、今度はジェネラスギアに勝利を阻止される

そして5月に入り、皐月のうまスポを見た瞬間、全てを理解した

ピーク3ヶ月目の印劇落ち、つまり本ピーク入りが5月じゃなくて9月なのだ

ピークとはいえ、本ピークには程遠いシュワンツは、ダービーでは掲示板にも載れない6着敗退…

三冠請負人(馬)としては悲惨な春クラシックの成績となったが、原因はハッキリしている

この時でも、一番強いのはシュワンツだと信じて止まなかった

ここまでのG?戦線の勝馬は、

朝日杯:シュワンツ
皐月賞:ミレニアムドスカー
マイルカップ:ジェネラスギア
日本ダービー:サンデーベル

となっている
この中でも2歳チャンプであるシュワンツの本ピークが3歳秋に備えているということになる

これは秋の戦いが楽しみだ

菊花賞のことよりも、この四強の凌ぎの削り合いに燃えるシュワンツであった…