1390件のひとこと日記があります。
2010/04/29 21:51
続々・障害レース愛(*^^*)
前回、色々な人達から暖かいコメントをいただき、障害レースの事を書いて良かったな…(^o^)と思っている今日この頃です
くどくなるかな…と思いつつも書き込みます。今回は「バンケット」について。
飛越しない障害として「バンケット」がありますが、これは一般的には坂道のことです。大抵は襷(たすき)コースに配置してあります。
バンケットには「下って登る」タイプと、「登って下る」タイプがあります。また、バンケットを配置してないコースもあります。バンケットでは前者は中山、中京に。後者は福島と小倉に配置されてます。東京、阪神、新潟にはバンケットは有りません。京都にはバンケットがありますが、特殊なので後で説明します。
さて、バンケット障害では主に馬のスタミナやパワーが問われるようです。「下って登る」タイプ(中山や中京)では、下りで出るスピードをいかにコントロールするか、スタミナロスをいかに減らすかと言うことが問われ、「登って下る」タイプでは登る時のスタミナロスをどう減らすかが問われます。
どちらも騎手の技量が鍵になって来るわけですね。下りでスピードを出しすぎると最後までスタミナが持たなくなったり…。という駆け引きもあります。これも見所の一つ。
さて、京都のバンケットですが、これは特殊でいわゆる「坂道」ではなく「高台」のような形をしています。この障害はバンケットに飛び乗る→バンケットから飛び降りるという特殊な飛越をします。また、このバンケットは普段は使われず、春と秋の京都J重賞で使用される京都(内回り)コースにのみ設置されています。
このように、障害と言っても飛越するものだけでなく馬の体力を削るものもあるのです。