痛い人はあまりいなかったようですm(__)m。

本日は飲み過ぎもなく、
人間として
機能しております。
曇り空なれど、
石油高し、
アフリカ北部の
情勢不安による
原油高に端を発する
物価高が懸念されます。
まともな人間を装う為、
中東問題の事情通
のように
スタートしましたが、
中身は何も
変わっておりません。
薄っぺら?い知識を
目一杯広げて、
脱線しただけです。

さて、
脱線したため
大作になってしまった
昨日の問題提起は
大作ゆえに
反響もほとんどなく、
酔いから覚めて
読み返すと、
最近、下ネタ系から
ス○トロ系に
変わってきていることに
小生の人間としての
大事なところが
イタくなってるような
気がしてなりません。
誰かご意見ください。

ところで小生は、
週末後楽園WINSに
馬券を買いにいきます。
ご存知のように
後楽園は
遊園地、東京ドーム、
場外馬券場、ホテルなど、
いろんな人が
楽しめる場所です。
それ故に
イベントが重なると
不思議な光景が
見られます。
…
そう…
それは忘れもしない
去年の秋…

うだるような暑さの余韻に
お堀の水からも
腐敗臭漂う水道橋は、
パンドラの箱の
中身のように、
感情と欲望の坩堝と
化しておりました。

そういえば
朝から異様な空気に
包まれておりました。
秋葉原駅の
総武線新宿方面行きの
プラットホームには
本来なら
遭遇するはずがない
二つの異文化の民が
集結しておりました。

WINSには
熱心な競馬ファンの
中高年が集い、
東京ドームには
某
(いちいち覚えられません)
アイドルグループの
コンサートが
行われるようで
ギャルの皆さんが
集結しておりました。

小生が昼頃、
水道橋に着くと
駅前は既に
奴らに
占領されておりました。
団扇を持って
甲高い声で呪いの呪文を
唱え、
呪札をかかげておりました。

「余った券をゆずってください」

その呪いの言葉に
戦闘態勢の赤いオーラを
ラオウのように
放っていた小生は、

「愚か者め!これから買いに行くのに、余った馬券などないわ!」

と心の中で誇り高く、
そして、小さく
吠えました。

WINSに行くには
靖国通りをまたぐ
陸橋を
渡らなければなりません。
その光景がまた
不気味です。
新聞を持ち、
独り言を呟く中高年と、
アイドルの
写真入り団扇を持って
キャピキャピする
女の子達が、
さり気なく威嚇しあい、
同じ方向に向かいます。
妙な緊張感を持った
違和感が
やがて沈黙を生み
痛い行列と化します。

WINSに着くと、
さすがにそこは
競馬好きの中高年の
パラダイス!
アイドルの団扇をもって
独り呟きながら
競馬新聞を読む、
コラボギャルなんぞ
ひとりもおりません。

「あんまり楽しくて、こんなになっちゃった!」

幾多の
強敵(「とも」と呼びませう)達
との死闘に明け暮れ、
破れ去った小生は、
「翼の折れたエンジェル」
を口ずさみながら、
なみだ橋にみえる陸橋を
渡ると、
何故かまだ彼女等が
おりました。

「余った券をゆずってください。」

死闘に負け、
弱き者の心が
少しわかったと
錯覚している小生の心は、
どこかしら
ひねくれておりました。

そして心が呟きます。

「へっへっへっ、いいよ。こんなハズレ馬券でよければ、いくらでもゆずってやる!」

こうなると
人間失格です。

後楽園には
こんなドラマも
あります。