最強ワールド探偵団　ベガすぽVOL49

【シーズン28　ドバイWC】
1着　ビスケット　6牡　がんば☆リゲルさん　リゲルW
2着　タンラインサルーテ　6牡　もちょこさん　ペガサスW
3着　ニャンジマル　5牡　にゃんこさん　アルテミスW

短評: 人気を集めたのは、ニャンジマル号・ビスケット号だが、強豪ワールドの人気薄パールWのノモトルネード号・カシオペアWのイロウル号・シリウスWのタイフーンワンダー号の底力も侮れなかった。レースは、ロケットスタートを決めたビスケット号をニャンジマル号がマークする形で進み、スピード能力差で各馬が追走に手間取るところをタンラインサルーテ号のみ手応え十分に好位を進む。先に仕掛けたニャンジマル号だったが、ゴール前脚が上がったところをタンライン号が外から強襲するも、ビスケット号に届かず2着。勝ったビスケット号は、ニャンジマル・タンラインの仕掛けを凌いでそのまま押し切る。

1着ビスケット号鞍上　石村騎手・・・19戦18勝のリゲルW歴史的ダート馬だが、とにかく賢い馬なんで、アメリカ・ドバイと全く違った環境でも、落ち着き払っていた。好発からハナを制して、直線は後続馬を待って仕掛けられたので、最後まで余裕があったね! 凄い馬だよ!!!


【シーズン28　ドバイDF】
1着　マロンキャビア　6牝　シゲさん　シリウスW
2着　エスラム　5牝　トリプルさん　サフランW
3着　ムーンヴェルサス　5牡　ムーンさん　ベゴニアW

短評:人気は、10戦10勝の大器ムーンヴェルサス号は、危なげなく香港を勝ちあがってきた。人気はないが、マロンキャビア号の香港マイルは、BCターフ勝ち馬カブトムシセンターを筆頭に、強豪カシオ代表セレスタイト・グレイヒル・シンノスケ等、旬な成長曲線の強豪が集まる賞金ラインの予選を勝ち上がってきた。レースは、好発のエスラム号を向う正面から、好位の2番手につけたマロンキャビア号が、直線向いて横一戦の叩きあいを制する。

1着マロンキャビア号鞍上　若杉騎手・・・8番人気と人気はなかったが、類まれなる勝負根性は、ここでも通用すると見ていた。心配したスタートも決めれて、流れに乗れた。とにかく並ぶと抜かせない女傑なんだ。見事の一言だよ!
3着ムーンヴェルサス号鞍上　奥村騎手・・・切れる馬なので、レース前の雨で芝が上滑りしたのが、応えたのかイマイチ弾けなかった。


【シーズン28 　ドバイ　終了時の最強ワールドランキング】
１位・・・シリウス（29）+5
２位・・・カペラ（25）
３位・・・カシオペア（22）
４位・・・ベテルギウス（21）
５位・・・クリスタル（19）
６位・・・パール（16）
７位・・・アンタレス（15）
７位・・リゲル（15）+5
９位・・・アクアマリン（13）
１０位・・・ペルセウス（12）
１１位・・・アメジスト（11）
１１位・・・ガーネット（11）
１３位・・プロキオン（10）
１４位・・アンドロメダ（8）
１４位・・エメラルド（8）
１４位・・サフラン（8）+3
１７位・・ベゴニア（7）+1
１８位・・オパール（6）
１８位・・ダイヤモンド（6）
１８位・・ターコイズ（6）
１８位・・ミモザ（6）
１８位・・ポラリス（6）
１８位・・クローバー（6）
１８位・・ペガサス（6）+3
２５位・・ライラック（5）
２５位・・エニフ（5）
２７位・・サファイア（4）
２８位・・スピカ（3）
２８位・・トパーズ（3）
２８位・・アルデバラン（3）
２８位・・ポプラ(3)
３２位・・アルテミス（2）+1
３３位・・コーラル（1）
３３位・・オリオン（1）
３３位・・アルビレオ（1）
３３位・・カノープス（1）

勝ちきる強豪シリウスＷが、ドバイＤＦを制して、長らく最強の座についていたカペラＷを追い抜き最強の座についた。カシオペアＷの決勝戦進出率の高さは、特筆ものの、シリウスとの差は勝ち切れるかどうかであり、７ポイント差も安全圏とはいえない。
逆に、以前の３強ワールド、カペラ・ペルセウス・ベテルギウス勢は、予選で人気になっても勝ち切れず、シリウス・カシオペア・クリスタルあたりの勢いに飲み込まれているか。一気に順位をあげたリゲルは、ドバイＷ制覇以来の栄冠で、世界制覇３回で15ポイントと勝負強いところをみせつけた。