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2011/07/04 16:17
勝手に名馬列伝 第1回
名馬列伝 ?
クラシックモンスター・モンソン号(牡)
父 Seeking the Gold
母 パシフィカス
27戦11勝
総賞金 81040万円
Koni厩舎
『さぁ?淀の直線2800過ぎから全頭横並びの叩きあい、モンソンは、最内・モンソン最内、内からモンソン・モンソン?頭差制して、差しきった?この瞬間 3冠馬が誕生しました?』
モンソン号のデビューは、既に一流厩舎として、名声の高かったKoni厩舎に入厩となる。8月5週の1200m の デビュー新馬戦を快勝し、いきなりの距離延長の格上挑戦にて、萩Sも制する。
最初の関門は、後の阪神JF・桜・オークス・宮記念を制するステイメビウス号と当時最強オーナーと名を馳せた くま厩舎の
クマメジャーと激突した、京王杯2歳Sである。
重賞ちのないモンソン号は、3番人気であった。結果は、中団で折り合い、直線坂下からのロングスパートを決めてゴール前、差しきり、スターダムにあがってきた。
2歳チャンピオン決定戦の朝日杯FSを制して、無敗の4連勝を飾る。急仕上げの共同通信杯を取りこぼすも、毎日杯を制して皐月賞に駒を進めてきた。その皐月賞では、直線広がり叩きあいを制する、無類の勝負根性を魅せた。
圧倒的人気のダービーでは、人気を集める有力馬が総崩れとなる中、(2着馬が最下位人気・3着馬がブービー人気)早めに抜け出す、逃げ馬をキッチリ捕らえて、ダービー制覇となる。
たしか・・・全ワールド初の3冠をかけて、TR神戸新聞杯を叩いたモンソン号。前週にステイメビウス号が、牝馬3冠を取り逃し、1年通じてチャンピオンを維持する難しさの空気が漂う淀・菊の舞台に、モンソンが三度目も舞った。
『さぁ?淀の直線2800過ぎから全頭横並びの叩きあいモンソンは、最内・モンソン最内、内からモンソン・モンソン頭差制して、差しきった? この瞬間 3冠馬が誕生しました?』
初の3冠馬の誕生である。
その後、古馬との対戦・古馬になってからは、クラシック戦線での激闘が癒えぬ状態で、無類の勝負根性は、影を潜めたが・・・・
S5クラシックで魅せた強さこそが、モンソンであった。