偉大な皇帝と愉快な仲間たち?偽名馬会?

『ブーッ』

『いきなり何だ行儀悪い』

『あの?…父上…そのぉ?…』

『だから何なんだハッキリせんヤツだだから成績もハッキリしないんだお前は』

『父上…お体の具合とか大丈夫ですか…』

『ん私はいつでも元気だそれがどうかしたのか』

『いや…何もなきゃいいんです…』

『ホントにハッキリしないヤツだ』


副会長、名馬会に到着

『あーっやっぱり副会長だ』

『ホントだウオッカ』

『だってぇ?…』

『コラっスカーレットちゃんにウオッカちゃん挨拶くらいしたらどうだ』

『あっオハヨーゴザイマース?』×2

『ブハハハおはようところで、えらい遠い所から私に気づいてたみたいだが』

『だって?副会長、存在がデカイからぁ?』

『ねぇ?』×2

『ブハハハやっぱりそうかブハハハ』

『それじゃ、失礼しまぁ?す』


しかし、その日、副会長に話しかけてくる馬は居なかった。
普段も敬遠されてる気はしたが皆、一様に挨拶だけして避けていた…


『フンッ何なんだ今日は真っ直ぐ帰るか』


副会長、ご帰宅


『ナチュラル帰ったぞ』

『あら、お帰りなさいこんなに早く帰って来るなんて珍しいわね』

『会でも良く解らんが、無視されてるようでなっ』

『アラアラ、気付いてないんですか洗面所で鏡を見たら良いんですよ』

『何っ』


果たして、副会長が洗面所で見たものとは…


『なんじゃあ、こりゃあ』


その日、寝室で悔し涙を流す皇帝の姿が見られたとか…(爆)