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2015/02/28 23:52
阪急杯 予想
人間は安定を求める。当然だ。人間はわざわざリスクを冒すことはしない。するとすれば我々ギャンブラーぐらいだ。いやギャンブラーでさえ安定を求めているかもしれない。競馬でも不安定な成績の馬よりは安定した成績の馬の方が好まれるのは事実だ。今回それに該当するにはコパノリチャード。前走2着で去年の勝ち馬。こんなに安定している馬もそうはいない。現在一番人気というのがその証拠だろう。だが安定と危険は紙一重。一流の豪華客船だって沈没することがある。つまりそういうことだ。
だったらあえて危険なところに突っ込むのもまた一興ではないのか。当然みんなが危険視しているのだから思わぬ高配当も期待できる。今回危険とされているのが◎ミッキーアイルだ。その理由は陣営のコメントにある。この馬の一番の武器でもあり、一番の個性でもある逃げを捨て、差す競馬を示唆するというのだ。ただ私はここまでのぼりつめてきたこの馬の武器である先行策を無情にも捨てると言うのはどうも考えにくい。私は(後方から)差すではなく(好位で)差すという言葉のトリックではないかと読んだ。そもそも馬自身が自分の競馬を分かっているだろう。さらに正直なことを言うとこの馬の能力はこのメンバーの中なら一枚抜けている。新馬戦の2着を除けばマリオのスターのごとく無敵状態で3歳王者までのぼりつめた。安田記念こそクラスの壁に阻まれたが、休み明けで3歳馬では国領である57kgという厳しい条件を克服して快勝した。ここ2年はコパノリチャード、ロードカナロアという能力が確実にある馬しか勝てていない。だったら能力が一番のこの馬を本命にすることは正しいはずだ。
○オリービンは典型的な阪神巧者。特に阪急杯は3着もある得意レースで、良いポジションを確保できる高い先行力も魅力。なんといっても今日から通年免許を取得した新人ルメール君の記念すべき初重賞。気合いが違うだろう。
一発なら▲マジンプロスパー。8歳馬と年齢的に厳しいがあえてそこを狙うのが真のギャンブラーだ。そもそもこの馬の最も得意な条件は阪神1400m。得意条件で大激変まである。
以下、1400m巧者で内枠がなんとも不気味な△エールブリーズ、こちらも内枠を引き地味に1400mも対応できる△サドンストーム、スプリンターズ3着でようやく本格化してきた△レッドオーヴァルまでで豪華客船には目もくれずボロ船に喜んで乗船する私の予想の完成だ。
◎5ミッキーアイル
○7オリービン
▲8マジンプロスパー
△4エールブリーズ
△2サドンストーム
△15レッドオーヴァル