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2015/02/14 21:45
共同通信杯 予想
しかし先週のきさらぎ賞は恐れ入った。牝馬、初輸送、初右回りという厳しい条件で嫌ったルージュバックだったが、そんな厳しい条件を完膚なきまで打ち砕いてしまった。強い馬には厳しい条件など無に等しいのである。理論派の私に新しい道を示してくれたルージュバックには感謝している。ということでいつもは私のがちがちの理論で見ている方もつかれていると思うので今回ぐらい感覚的な”強さ”で予想してみよう。
単純に◎リアルスティール。初輸送、初左回り、キャリア1戦という厳しいデータはあるが強いものは強いのである。この馬を強さを見るには新馬戦だ。キャリア1戦しかないのでレースの判断材料は新馬戦しかないわけだが、その新馬戦がとにかく強い。新馬戦のペースは1000m通過64秒台と超がつくほどのスローペース。道中9頭中5番手にいたこの馬にとっては決して楽な展開ではなかった。それが直線向くとどうだろう。ほとんど馬なり状態で3馬身半ぶっちぎるという離れ業。上がり3Fを見ると新馬戦としては破格の33.3秒。キャリア一戦だがはっきりいって重賞級だ。先ほど言った不安点もこの馬にとっては関係ないかもしれない。初輸送も500kg近くある雄大な馬格を持ち輸送で左右されることはなさそうだ。初の左回りも兄は左回りが得意なラングレー。問題は無さそうだ。先週勝って勢いのある福永騎手騎乗も心強い。人馬共の勢いでキャリア1戦も克服だ。
対抗は少しひねって○ダノンメジャー。東京1800mは初だが感覚的に言えばベストの舞台なはずだ。この馬の大きな特徴は叩けば叩くほど鋭く脚を伸ばすことが出来る反面、加速力に難がある。だとしたら直線が長い東京はベストなのではないか。距離だが近2走を見ると2000mでは自慢の末脚が殺される印象。父ダイワメジャーの血統背景もあって1800mの方が力は出せるだろう。もう1つは横山典騎手にスイッチした点。このスイッチがなんとも不気味に映る。
能力なら▲ドゥラメンテも相当なものを持っている。ここ2戦の他馬との圧倒的な搭載エンジンの違いはレースを見れば明らか。ダービー候補筆頭の呼び声が高い事も納得。ただ中一週の強行ローテと、重賞実績があまりない石橋騎手というのがどうしても気がかりで評価を下げた。
もう一頭。△アヴニールマルシェも捨てがたい。勝ちきれない競馬が続いているが、それでも2着確保し続けるのは能力が高い証だ。
◎1リアルスティール
○11ダノンメジャー
▲8ドゥラメンテ
△3アヴニールマルシェ