東京新聞杯　予想

　毎回拮抗なメンバーで噛み応えが十分にある東京新聞杯が今年も始まろうとしている。骨っぽいメンバーが揃う例年に比べればさみしいメンバー。だが逆に考えてみよう。普段重賞で足りない馬でも馬券に絡む可能性があると考えればワクワクするのではなかろうか。
　◎リルダヴァルもその一頭。８歳と高齢馬ながら前走酷量を背負われながら４着と得意距離に戻ればまだまだ大丈夫だ。今回は５６ｋｇとこの馬にとっては願ってもいない恵量。能力は全開だ。前走でニューイヤーＳを使ったローテも非常に相性が良く、過去にニューイヤーＳ組のワンツーで決まったこともあるほど。さらに、この馬は使える脚が短いので内で溜められる内枠の配置も良い。元々、Ｇ１３着がある一線級レベルに近い馬で重賞未勝利なのが不思議なくらい。先週は同じ８歳馬のセイコーライコウとアドマイヤロイヤルが重賞で馬券に絡み古豪の意地を見せてくれたので、この馬にも一花咲かせてやっていいはずだ。
　○シャイニープリンスは東京マイルのＧ３でこその馬。過去、２回東京マイルのＧ３を使い、いずれも人気薄ながら３着、２着と激走。ジリ脚の脚質からも東京コースが向くことがうかがえる。前走は前に行きすぎて気が抜けてしまったことが考えられる。もう少し脚がためれれば馬券内は確実だろう。
　ジリ脚と言えば▲フルーキーもそのタイプ。東京コースは初だが、じわじわと確実に伸びる脚は間違いなく東京向きだ。
　以下、前走で▲に先着しており、すんなり好位につけれれば粘り込みを図れそうな△マイネルメリエンダ、長期休養明けながら同コースでＧ１を勝っており仕上がりが良い△マイネルホウオウ、前走はさすがにペースの速さに対応しきれなかったが、それでもダービー、菊花賞４着と競争能力の高い△タガノグランパで東京新聞杯を美味しく頂きました。

◎３リルダヴァル
○４シャイニープリンス
▲１０フルーキー
△５マイネルメリエンダ
△１５マイネルホウオウ
△１６タガノグランパ