シルクロードＳ　予想

　私はこのレースの世間一般の見解に逆行する問題発言をしよう。前が崩れ差し馬有利の展開になる。何をバカな。このレースは前残りと相場は決まっている。差し馬など言語道断。その異論も一理ある。いやむしろその理屈の方が正しい。結果的にはそうなのだから。とりあえず下手な予想家の根拠のない独り言だと思ってなんとなく耳を傾けてほしい。逃げるのは当然アンバルブライベンだろう。この馬2走連続でテンの流れが速くなりやすいオープンの短距離戦のわりには案外すんなりと逃げることが出来た。はたして３走連続簡単に逃がさせるのだろうか。答えは否だ。競馬は甘くない。何が何でも捕まえに行くはずだ。すると結果的にハイペース。前の馬にとっては厳しいペースとなり結果的に差し馬の脚に屈する形になるのではないか。
　と、独り言を長々と話したわけだが、ここを見てくださっている方が知りたいのは私の本命だろう。そう焦らさんな。これから話す。狙う馬の絶対条件はとにかく内枠だ。京都は依然内伸び。外を回すようでは当然厳しい。イン突きが好ましいだろう。イン突きはかなりの騎乗技術を要求される。だったら内枠、差し馬の条件をクリアし騎乗に定評がある外人ジョッキー・シュタルケ騎手騎乗の◎バクシンテイオーでどうだ。あれ、これだけの理由。濃密な私の予想を楽しみにしてきた方にとってはなんともさびしい内容。大丈夫だ。勿論それだけではない。この馬自体の強さも評価。オープンクラスに上がるきっかけとなった３走前は他の馬とは違う末脚を繰り出し快勝。３着のカオスモスは重賞好走成績もありレースレベル的には申し分なし。ここ２走の阪神では物足りないが、坂で止まった感じが見受けられるので直線平坦な京都はプラスだろう。さらにハンデ５４ｋｇは相当な魅力だろう。ここまで言えば私の予想にお腹いっぱいになったのではないか。
　かなり長くなってしまったのでここからはシンプルに。対抗は○サドンストーム。こちらも同じく内枠、差し馬の配置で騎手も個人的に上手い騎手と思っている国分騎手という揃った条件。２走前の２着で完全に復調した。
　▲ベルカントはどうか。外枠引いてしまったがスプリンターズＳで５着と好走、スプリンターとしての成長は著しい。
　以下、前走５７ｋｇ背負わされて２着と好走した△アンバルブライベン、内枠引いて２走前の再現ありそうな△へニーハウンド、短距離がどうにも合いそうな△カオスモスまででどうだ。

◎４バクシンテイオー
○２サドンストーム
▲１４ベルカント
△３アンバルブライベン
△１へニーハウンド
△１６カオスモス