朝日杯ＦＳ　予想

　難解だ。最近のレースは本当に難解だ。まったく頭がパンクしそうである。ただでさえ例年混戦の2歳戦、今年は特にしかもトライアルは毎度毎度堅く収まらず本当に難しい。さらに、この雨で馬場も悪く、キャリアの浅い2歳戦だけに重馬場得意な馬も分からず。もう、気を失いそうな難しさ。ただ立ち止まっていてはしょうがない。前走評価を中心に据えて私の予想は一歩一歩動き始めた。
　本命はズバリ◎アッシュゴールド。こんな混戦を断ち切るのは最強血統の爆発力にかけるしかない。早速前走評価だが、デイリー杯。このレースはかかる馬続出の異常とも言うべきスローペース。ある程度位置取りが要求される京都マイルも相まって完全に前有利の展開。そんな中、道中後ろにいたアッシュゴールドは直線だけで勝ち馬と僅か半馬身差の2着。この競馬を根底から覆す異次元さが最強の血を持つ証明なのだろう。さて、初の阪神コースなのだが、兄たちを見る限り大歓迎に決まってる。阪神コースは京都コースより末脚の爆発力が要求される。そういう意味でもアッシュゴールドにとってはドンピシャな舞台だ。人気はやはりかぶり気味だが、これは血の宿命だ。素直に受け止めようではないか。
　対抗には一番不安材料が少ない○クラリティスカイ。前走のいちょうＳはレコード勝ちが証明するようにタイムが速くレベルが高い。さらに、ホームの阪神コースに戻ればさらなるパフォーマンスも期待できるだろう。さらに、騎乗は勝負師岩田騎手。まさに人馬ともに盤石な布陣だ。
　やはり、▲ダノンプラチナの素質には要注意だ。前走は実力馬ミッキーユニバースを突き放す圧巻っぷりで、着差を考えればクラりティスカイより強い可能性もある。内枠引いたのもうれしい誤算だ。
　以下、いちょうＳでクラりティスカイと互角以上の競馬をした△ネオルミエール、去年のアジアエクスプレスとかぶり馬場悪化歓迎の△ペプチドウォヘッド、デイリー杯でアッシュゴールドに先着している△タガノエスプレッソ、かからなければの素質はＡ級の△アルマワイオリまでで、超難解のレースを本気で取りに来た。

◎アッシュゴールド
○クラリティスカイ
▲ダノンプラチナ
△ネオルミエール
△ペプチドウォヘッド
△タガノエスプレッソ
△アルマワイオリ

三連複フォーメーション
◎‐○▲−○▲△△△△