ジャパンカップ　予想〜その２〜

　長々と語って申し訳ないのだが、やっと折り返し地点。もう少しお付き合い願おう。私はこの馬について少し語りたい。勿論、今回の主役○ジェンティルドンナだ。東京２４００ｍでの圧倒的なパフォーマンスは言うまでもない。オークスの衝撃の圧勝、一回目ジャパンカップの３冠馬対決、二回目の史上初のジャパンカップ連覇。この馬を語る上で東京２４００ｍは外せない。得意舞台を超越したまさに最強舞台。さらに内枠、去年と同じムーア騎手とあっては死角などどこにもない。だったらなぜ本命ではないのか。私は少なからずの違和感を覚える。３連覇という破格の難しさだ。３連覇の難しさは想像を絶する。つい最近で言うと福島記念３連覇がかかったダイワファルコンが見せ場なくあっさり終わった。別段衰えているわけではなかっただけに不可解だ。目に見えない３連覇の重圧とかがあるのかもしれない。ダイワファルコンとジェンティルドンナは別の馬、関係ない。ただ、ことＧ１となるとさらに難易度は上がる。今までJRAのＧ１で３連覇の例は類を見ない。やはり３連覇がかかるとなれば疑いの目を持つことも大事だ。次に衰えだ。５歳になってからそれが出たした気がする。明け５歳、いきなり京都記念６着から始まった。不安が残る中ドバイ遠征。
だからこそ、このドバイ勝利には驚いた。しかし、宝塚記念苦手の阪神ながら９着。さすがに負けすぎだ。天皇賞・秋の２着。これによりまた復活したと考えるのがまっとうであるが、私はとしを取ったゆえに早く仕上がってしまったと感じてしまった。当然今回反動が懸念される。とまあ長々不安点を語ってきたが前人未到の３連覇、ジェンティルドンナの最終章。思いっきりレースをしてほしい。
　ここにきてもう一度ダービー馬▲ワンアンドオンリーを見直したい。だれしもが欲しいダービー馬というのは最も権威の高い称号。ジャパンカップはダービーと同じコース。こここそがダービー馬の権威の復活にふさわしい舞台だろう。菊花賞の敗戦は距離だろう。母父タイキシャトルとあればさすがに３０００ｍは対象外。むしろ負けて良かったとさえ思っている。勝ってしまえばステイヤー仕様になってしまった可能性がある。最たる例はフェノ−メノだ。元々中距離馬であったが天皇賞・春を連覇したことによりステイヤー仕様になってしまった。その証拠が天皇賞・秋の敗戦だ。だからこそ、距離が短くなり、思い出深い府中２４００ｍでもう一度見直したい。
　以下、驚愕の末脚を持ち、その脚で古馬を撃破し、世界にもその末脚を存分に披露した△ハープスター、叩き良化型で世界のスミヨン騎手にスイッチした△エピファネイア、ドバイを震撼させた世界ナンバーワン△ジャスタウェイ、スローペースで展開有利が予想され相手なりに走る△タマモベストプレイまで。長くなってしまったがこれが、全て駆使し予想した結果だ。それでは、明日最高峰のレースをご覧あれ。

◎デニムアンドルビー
○ジェンティルドンナ
▲ワンアンドオンリー
△ハープスター
△エピファネイア
△ジャスタウェイ
△タマモベストプレイ