ファンタジーS　予想〜王道の競馬〜

　”王道の競馬”それは先行押し切りという競馬で最も美しく死角がない戦法。
　◎エフェクトにはその競馬を期待せざるおえない。特筆すべき点は前走のひまわり賞だ。道中は４番手追走、コーナーで徐々に２番手に進出すると直線では先頭馬を即座に交わし最後は持ったまんまの３馬身差圧勝、まさに絵にかいたような王道競馬をいとも簡単にやってのけた。さらに、１２秒台を切るラップを刻み続けラップによる裏付けも取れている。ただ、これは言われるだろう、「九州産馬限定戦で勝っただけ」その言い分も分かる。日本という広い国の中でちっぽけな九州という島、その中のちっぽけな戦いに勝利しただけのまさに”井の中の蛙大海を知らず”である。しかし、私の出した結論は否だ。九州で強い馬は生まれないなんて誰が決めた事なのだろうか。科学的に証明されているのだろうか。それに、歴史とは塗り替えられていくもの。宝塚記念連覇は絶対ない、ジャパンカップ連覇は絶対ないと言っている人がいかに意味のない論を提唱しているかは分かったはずだ。だからこそ、この不当なオッズに示されている。はっきり言う”狙い目”だ。
　○のルアンジュにも王道の競馬を出来る素質を感じた。直線で他馬とは違う脚色をまざまざと見せつけ、最後に流すという私の大好きな競馬だ。放牧をしてさらに成長を促していることから、他とは違う上昇度も魅力的だ。
　▲レオパルディナの騎乗は武豊。この競馬界を堂々と先頭で歩き続けてきた男は無視できない。戦績も昨年優勝した”ベルカント”とかぶる。
　以下、素質馬コードシャルマンと互角の競馬をした△ダノングラシアス、馬の力を超越する世界のルメール騎乗の△ウインソワレを指名したい。

◎エフェクト
○ルアンジュ
▲レオパルディナ
△ダノングラシアス
△ウインソワレ