ヴィクトリアマイル

◎メイショウマンボ…ヴィクトリアマイルの最近の傾向としては単純に強い馬が勝つこの一点に尽きる。となれば必然的にＧ１３勝しているメイショウマンボが優勝するのがふさわしいだろう。久々のマイル戦も１４００ｍの重賞で完勝しており、むしろ２４００ｍを勝ったのが驚かれたぐらい。前走完敗の内容も調教を見る限りではみるみる良化しており、叩き２走目の上積みも相まって巻き返しは必至だろう。

○ホエールキャプチャ…６歳になった今でも衰え知らずで、前走は強力メンバー相手に堂々の勝利。そして、なんといってもこの馬の強みは府中マイルでの異常な強さ、一昨年のヴィクトリアマイルでの優勝、去年の人気薄での巻き返し、前走の完勝劇、この馬を特徴づけるレースは全て府中マイル。勿論ここも適正という一点だけで信頼できる。

▲クロフネサプライズ…馬自体は非常に力がありチューリップ賞の圧勝、桜花賞の負けて強しの内容、マイルまでだったら間違いなく現役トップクラスの強さ。前走もケガ明けを考慮すれば頑張ったほう、勿論叩いた上積みもあるだろうし、願ってもみなかった絶好枠。なんともサプライズがおこりそうな雰囲気だ。

△ラキシス…牡馬とも互角のレースぶりをして能力の高さを示している同馬。マイルはこの馬にとっては未知だが、マイルが強いディープ産駒、馬自体もセンスのあるレースぶりで案外簡単に克服してくれそう。

△ストレイトガール…こちらもマイルは未知の領域、しかしマイルには定評があるフジキセキ産駒、パワーがあるストライド、もしかしたらマイルのほうが合う可能性も醸し出している。

△ヴィルシーナ…人気は無いが去年のヴィクトリアマイルで一番人気にこたえて優勝したのは紛れもない事実。前々走は休み明け、前走は斤量ということを考えれば巻き返しは意外と容易かもしれない。

△ウリウリ…馬自体は非常に充実している。左回りも歓迎。