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2014/05/04 01:29
天皇賞(春)
◎キズナ…本命は素直にこの馬。この豪華メンバーの中でも力1つ抜けている、オルフェーヴルを物差しにすれば理由が分かる。今回のライバルであるゴールドシップとウインバリアシオンか有馬記念でオルフェーヴルに8馬身差、対してキズナは凱旋門賞で斤量差があったとはいえオルフェーヴルの2馬身差、格段に強いことが分かる。さらに、前走でもライバルのエピファネイアに完勝し今もなお成長し続けている。今回は叩き2走目で上積みたっぷり。距離不安もささやかれているが自分のスタイルを貫けば折り合いに心配はないタイプで、距離の融通は効くので問題なし。なんといっても騎乗する武豊騎手はキズナの父であるディープインパクトでこのレースを勝利しており、コース、馬ともに知り尽くしている。ぜひとも人と馬との”絆”で勝利を掴んでほしい。
○ウインバリアシオン…一番不安材料がないのがこの馬。ケガで長期休養を余儀なくされたが、見事復活し純粋な強さを示してくれた。今まではオルフェーヴルに主役の座を阻まれていたが、オルフェーヴルは引退した。前走の完勝ぶりを見る限りでは主役を張る資格は十分にある。
▲アドマイヤラクティ…さすがに人気どおりの一筋縄ではいかないと思うので穴にこの馬。堅実な走りを見せてくれる同馬、王道ローテで2着というのも好印象。昨年の天皇賞春は4着と好走しており、去年はそれが初のG1で今年は何度もG1を経験して昨年よりもパワーアップした状態で臨めるのが魅力。
△フェノ−メノ…昨年の覇者でコース適正はピッタリ。前走はケガ明けで5着。それを良いと思うか悪いと思うかは人それぞれとして、前走よりは間違いなく良い状態で臨める。ただ、全盛期の状態かというと疑問が残る。
△ゴールドシップ…去年の秋頃低迷期に陥ったが、前走はそれが嘘のようなやる気溢れる圧勝劇。ただ、やはり去年の敗戦が脳裏をよぎる。やはり、京都という舞台は苦手なのは間違いないだろう。ただ、気持ち次第の部分が大きく能力で押し切れないわけでもない。
△レットカド−…去年の天皇賞春はアウェイながら3着と力があることを証明した。年齢ほどの衰えを感じさせない。
△タニノエポレット…前走は菊花賞3着馬であるバンデに勝利、7歳ながら成長を見せている。長距離が得意なダンスインザダーク産駒、不気味な存在だ。