エリザベス女王杯　予想

今回、人気を集めるだろう二冠馬メイショウマンボ。ここでは評価を下げておく。理由は、前走の激走からの疲労で、前走の秋華賞でメイチに仕上げた可能性が高く、今回はお釣りが残っているかどうかの一戦になる。本来はそこまで気にする事ではないが、体調管理が難しい三歳牝馬で、特にメイショウマンボに関してはフィレーズレビューの完勝から桜花賞で人気を集めたが結果は惨敗、二冠したほどの馬が力負けしたとは考えにくく疲労が原因だったと考える。今回は前走完勝で中３週とその時のパターンに似ており、疑ってかかったほうがいいだろう。本命はアロマティコ。去年の秋華賞では牝馬３冠でＪＣを制した名牝ジェンティルドンナと遜色ないレース内容をした潜在能力の持ち主で、前々走の準オープンでの走りを見るに牝馬Ｇ１でも勝ち負けできる器は十分にある。前走は福永騎手が大事に乗りすぎたことが原因で、距離も短かったのだろう。今回はベストであろう２２００ｍで、秋華賞３着の実績がある京都、さらに差し追い込み型のこの馬にとって有利な直線外回りとまさにベストマッチな舞台適正だ。対抗はデニムアンドルビーを挙げておく。前走で４着も、直線が短い内回りで行われた秋華賞の舞台はエンジンのかかりが遅いこの馬にとっては真逆の舞台設定で、今回は外回りなのである程度は解消されるだろう。それよりも秋華賞で１番人気の評価の要因となったローズＳでの走りがこの馬の本来の力で、重馬場も苦にしないのも魅力。この２頭を中心に考える。相手は、牝馬限定戦のＧ１でオール連対で、ローテも好感を持てるヴィルシーナを筆頭に、穴で高い潜在能力を持つハナズゴール、渋った馬場が得意なオールザットジャズ、単騎逃げできたら怖い一頭エディン、マーメイドＳを勝って距離が持つことを示したマルセリ−ナ。

◎アロマティコ
○デニムアンドルビー
▲ヴィルシーナ
△ハナズゴール
△オールザットジャズ
△エディン
△マルセリ−ナ

オススメ馬券
◎○‐▲△△△△　三連複５点