天皇賞・秋　予想

例年とは一味違い個性的で興味深いメンバーが揃った今回、予想は非常に難航した。まずは、上位3頭の不安材料を挙げてみる。ジェンティルドンナは、重馬場は前走の宝塚記念で不得意なのは明らかで、ローテ的にもぶっつけも不安が残る。それでもJC、オークスでは圧巻のパフォーマンスを見せており、軽視はできない。エイシンフラッシュは基本的にはスローペースで本来の力を発揮する馬で、今回はトウケイヘイローがある程度道中飛ばすことが考えられるので末脚不発も十分に考えられるが、去年優勝のデムーロ騎手が騎乗で枠も良く抑えまでには入れておきたい。トウケイヘイローは確かに重賞3連勝と勢いがあるのは確かだがそれはあくまでもサマーシリーズに出てきた馬が相手であってG1レベルの馬が出てくる今回は正直厳しい。思いきって切る。ということで上位3頭はいずれも不安要素があるのでいつものように穴狙いで行く。狙いたいのはトーセンジョーダン。はっきりいって前走はあれだけ馬場が悪かったので参考外。衰えたという見方もあるが去年は一回叩いてJCで6着とちゃんと成績を残している。その時のトーセンジョーダンを先着した馬がジェンティルドンナ、オルフェーヴル、ルーラーシップ、ダークシャドウ、フェノーメノといったメンバーで大健闘といっていい。そして、なんといっても一昨年のこのレースの優勝馬でありレコードホルダー。舞台適正は完璧で、この人気だったら狙いたい。もう一頭コディーノを推したい。前走は休み明けでなおかつ大きく出遅れしてしまった。それでも最後はメンバー中上がり最速と十分古馬相手に通用することが分かった。2000mまでなら守備範囲なので強いコディーノに復活してほしい。勿論叩き2走目なので前走よりは上積みがある。その他にはトゥザグローリー。前走で復活の兆しが見えており、騎乗が今期の秋G1で絶好調の池添騎手というのも心強い。そして京都大賞典で大穴をあけ本格化した感じがあるヒットザターゲット。

◎　トーセンジョーダン
○　コディーノ
▲　ジェンティルドンナ
△　トゥザグローリー
△　エイシンフラッシュ
△　ヒットザターゲット

オススメ馬券
◎-○▲△△△　ワイド5点
○-▲△△　ワイド4点