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2015/11/22 20:49
東スポ杯2歳S 予想
毎年、素質馬が集うこのレース。過去にはダービーを制したディープブリランテ、皐月賞を制したイスラボニータ等、まさに未来のスター候補が集うレースとあらば、競馬ファンにとっては実に興味深い一戦だ。
今年も、未来のスター候補ともいえる素質馬が何頭かいるが、潜在的に持っている能力にまだ体が追いついていない粗削りで弱点が多いタイプが多い印象だ。これに該当するのは二年前に断然一番人気に推されながらも4着と凡走したサトノアラジン。今のこの馬の成績を見れば強いことは一目瞭然なのだが、やはり当時は体が能力に追いつけず安定した成績を残せることはできなかった。
ここで間違ってはいけないのは、サトノアラジンのように将来の怪物を買うのではなく、あくまでもここで馬券に絡める馬。つまり、この時期でもある程度完成されている馬、現時点で弱点が全くない馬、つまりサトノアラジンの時のこのレースで勝利したイスラボニータタイプを買えばいいのだ。
そんなイスラボニータと被るのは◎マイネルラフレシア。この馬の2歳馬らしからぬレースでの安心感はイスラボニータを彷彿とさせる。特に前走のアイビーSは中段やや前を追走する前過ぎず、後ろ過ぎずの完璧な位置取りで脚質的弱点もなく、前半61秒台のスローペースの中でも全くかかることなく気性的な不安もない、さらに直線向くと窮屈な位置取りから馬群を割ってくる去年このレースを制したサトノクラウンのような勝負根性でモロさという弱点もなく、最後は最速上がりと0.4秒しか差が無い上がりで後続を振り切りキレ負けという点でも心配がない。レースレベルも2着馬のユウチェンジと接戦したブラックスピネルがオープン勝ちしていることを考えればレースレベル的にも弱点はなさそうだ。さらに、枠順は1枠1番。ここ二年の優勝枠で、枠的な弱点も無くなった。正直、この段階でここまで弱点が無く、安定感がある馬は歴代においてもそうはいなかったずだ。恐ろしい潜在能力を完成度の高さで打ち負かす。面白くなりそうだ。
○ロスカボスの完成度もずば抜けている。前走は大きく出遅れながら直線だけで全頭かわし切る圧倒的なパフォーマンス。それに負かした相手は萩Sを勝ったブラックスピネル、アイビーS2着のユウチェンジと改めて思えばレースレベルも高かった。現時点の能力では断然だが、こちらは鞍上含め出遅れ癖という弱点があるので対抗に評価を下げた。
▲ハレルヤボーイは完全に素材枠。◎と違い弱点はたっぷりだが、どうしても前々走のあの圧倒的なパフォーマンスは忘れられない。重賞経験プラス距離延長で前進を期待する。
△スマートオーディンのキレ味は相当なもの。前走も最後は流していた余裕があり、底が見えない。初輸送を考慮しても面白い存在だ。
◎1マイネルラフレシア
○4ロスカボス
▲8ハレルヤボーイ
△10スマートオーディン