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2015/11/14 14:59
福島記念 予想
人気薄が好走しやすいローテ、いわば穴ローテというものは数多く存在するが、おそらく芝でずっと走ってきた馬が一旦をダートを使いまた芝に戻ってくるローテが一番信頼度が高く爆発力があるだろう。一般的に「カマシ理論」と呼ばれるこの理論だが、とにかく実績が凄い。フラガラッハオアシスS10着→米子S11番人気1着。ニューダイナスティ仁川S10着→七夕賞10番人気2着。マイネルシュバリエ伏竜S14着→プリンシパルS18番人気3着と爆発力も相当なものだ。パワーが要求されるダートを使うことで四肢が強化され、馬自体も大幅にパワーアップすることが主な要因として挙げられるが、例で挙げたように必ずしもダートで好走する必要はなく、むしろ大敗しているほうが思わぬ高配当が狙える。
今回福島記念に出走する◎アンコイルドはまさにそのパターン。芝で実績を積んできた馬がダートに変更、大敗したのちに芝へ戻る。近走不振もこの一度ダートを使いパワーアップしたのならば目を瞑れる。そもそもG2・2着、G1・4着のある実績馬で本来ならこのメンバーなら大威張り出来る馬。きっかけさえつかめれば一変してもおかしくはない。そのきっかけが前走のダート戦だということだ。
福島コースはコーナーが急なため外に膨れやすくどうしても内枠有利は免れない。去年の福島記念の競馬が良い例だ。そうなれば、アンコイルドが引いた2枠4番はまさに絶好枠。去年のミトラのようにロスなく回れば久しぶりの勝利も見えてくる。なんといっても大好きな矢作厩舎。期待せずにはいられない。
そんな去年のミトラと同じ枠に入ったのが○ヤマカツエース。正直この枠に入ってしまえばロスなく立ち回ることが出来、馬券内はほぼ確実。春先はマイラーだったが、陣営が2戦連続で2000mを使うことにより中距離馬にシフト。富士S惨敗がその証拠だ。今や得意の2000mで好走必至だ。
福島巧者と言えば▲メイショウナルト。とにかく福島では滅法強く七夕賞の勝ちっぷりは今でも印象に残る。展開に左右される馬だが、今回はノットフォーマルくらいしか同型はおらず自分の競馬が出来る可能性は高い。
去年の優勝馬△ミトラはまだまだ健在だ。去年と比べると斤量、枠ともに厳しいが、今年に入りG2で馬券内は2回と着実にパワーアップ。とくに前走で中山のロゴタイプに先着したことは大きい。
△パロンドゥフォールは昇級馬ながら福島コースでの勝利が好感持てる。負かしたのは福島コースで重賞勝ちのある福島巧者、ケイアイチョウサン。展開が向いた感も否めないが福島で外枠からの追い込みは出来る芸当では無い。
△ファントムライトはここにきて地力が強化。2000mは最も得意とする舞台。信頼度は高い。
◎4アンコイルド
○1ヤマカツエース
▲10メイショウナルト
△8ミトラ
△14パロンドゥフォール
△13ファントムライト