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2015/11/07 11:54

アルゼンチン共和国杯 予想

 東京2500mという特殊な距離。東京2500mと言えば、私は二頭の偉大な先人達がどうしても毎回脳裏をよぎってしまう。ルルーシュムスカテールだ。彼らの職人魂というべき東京2500mでの数々の伝説は、競馬初心者であった私の心を何度も打った。

 私は◎レコンダイトの走りに彼らの面影を見ることが出来た。私がその面影を見たのは、当然ながら当該距離である東京2500mで行われた目黒記念。東京2500mという距離は特殊ゆえになかなか初見で攻略するのは難しい。しかし、このレコンダイトいう馬、東京2500mが初、しかも重賞挑戦自体が初という浅はかな経歴から、いきなり2着に好走し攻略して見せたのだ。しかも、内容も秀逸で、正攻法から勝ちにいく競馬を敢行し、最後は文字通り札幌記念2着馬で、重賞を何度も勝っている強豪馬、ヒットザターゲットの標的にされ足元をすくわれたが、それでも一番人気のファタモルガーナには先着し、その隙の無い競馬たるや初挑戦ながら東京2500mに完璧に適応した、まさに二頭の偉大なる背中を感じずにはいられないものだった。
 目黒記念以降は七夕賞、京都大賞典はいずれも惨敗したものの、逆に言えば東京2500m以外ではからっきしなのもまた彼らを彷彿とさせるものだ。しかもこの2戦はいずれも出遅れ、七夕賞に関しては距離不足、京都大賞典に関してはインコース天国で外を回したこの馬が出る幕が無かったといずれも敗因は手に取るように分かるほどはっきり。東京2500m絶対王者の誕生をこの眼で乱目せよ。

 ○サトノノブレスディープインパクト産駒らしからぬスピードよりもスタミナに定評がある馬。菊花賞2着の実績もさることながら、レースでたびたび見せる反応の鈍さがその証明だ。年を重ねるごとにそれが助長され、スピードを問われるレースでは実績を積むことは難しくなっている。だからこそ、京王杯2歳Sの記事で書いた通りスタミナが必要とされる今の東京の馬場にマッチしているということだ。前走は長期休み明けに加え、外枠で終始脚を使わされるレースになったので全くの参考外。叩き2戦目とスタミナが問われる東京の馬場でズバリ一変だ。

 ▲マイネルフロストが穴で面白い。どんな条件でも好走するその安定感は強さの証。前走こそ崩れたものの遠征明けプラス休み明けで参考外。ステファノスも同じようなパターンで秋天好走したので心強い。東京2500mと東京2400mは似て非なるものだが、ダービー3着の実績は軽んじることはできない。そして、ダービーと同じ2枠3番面白いことだらけだ。

 人気だが△ゴールドアクターにも当然注目。菊花賞3着もさることながら、長期休養を挟み馬が一段とスケールアップしている印象を受ける。前走のオクトーバーSは57.5kgとかなりの斤量を背負わされたが、それをまるで問題にせず着差以上に強い競馬で完勝。昇級馬にしてはやや見込まれた斤量だが、それは強さの表れだ。

 △ラブイズブーシェも◎と同じく目黒記念2着のある隠れ東京2500m巧者。今年スランプに陥ったが、新潟記念で復調気配。今の東京の馬場も合いそうだ。

 △ヒラボクディープは前走の圧勝で青葉賞馬の片鱗を存分に見せてもらった。メンバー強化だが、実績のある東京で再度期待したい。

 △フラガラッハはいつものごとく一発狙いの大外強襲になると思うが、今の外差し馬場ならひょっとしたらひょっとするかもしれない。

 ◎6レコンダイト
 ○9サトノノブレス
 ▲3マイネルフロスト
 △15ゴールドアクター
 △12ラブイズブーシェ
 △10ヒラボクディープ
 △7フラガラッハ
 

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