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2015/11/06 18:43
ファンタジーS 予想
さてさて九州の皆様が最も盛り上がる日が近づいてまいりました。このファンタジーSは九州産馬の最大の挑戦であり、また九州産馬にとって最大のチャンスがあるそんなレースだ。
昨年、挑戦した九州産馬であり、わが本命であったエフェクトは惜しくも4着。3着馬に半馬身差に迫る大健闘であった。それも、前半エキサイトした分伸び切れなかった不運があってのものなのだから、九州産馬が重賞で馬券に絡む日もそう遠くはない。
なんと早くも今年そんなチャンスが廻ってきた。◎キリシマオジョウだ。今年の刺客である彼女はエフェクトには勝るとも劣らないそんな素質を持った一頭。まず注目する点は血統背景。兄に持つキリシマホーマは西部スポニチ賞でローズS3着のトーセンビクトリーと接戦するほどの九州産馬きってのエースで、この血統背景的にも1400m距離延長も問題はないだろう。
エフェクトと同じくひまわり賞を無敗で制した戦績で、ひまわり賞のパフォーマンスもエフェクトに匹敵するもの。当日の雨で勝ちタイムこそ遅いものの、1.4倍という圧倒的な人気を性おいながら、道中はマークを一手に受ける恐れのある逃げを選択。恐れていた通り、後続が終始プレッシャーをかけ、(34.1-35.7)のラップタイムが示す通りの前の馬には厳しい前傾の消耗戦。しかし、そんなペースをまるで問題にせず2着馬に3馬身差をつけ、いくら他馬が九州産馬とはいえ、雲泥のレベルの違いを見せつける結果。ハナを切るタイプなだけに、去年のエフェクトみたいに折り合いに手間取ることもなさそうだ。
とはいったものの、今回はファンタジーSにしてはハイレベルのメンバーが揃った一戦ということは言うまでもない。だからといって、いやだからこそ今回の一戦は奇策を取れるこの馬がハマりそうなのだ。九州産馬のリベンジマッチだ。去年のエフェクトで悔しい思いをした分をこのレースでぶつけたいと思う。
ハイレベルな一戦で相手も良い馬がたくさんいて困るのだが、なかでも〇タガノヴィアーレを指名。4着に終わった野路菊Sだが、先着した3着馬ユウチェンジは次走アイビーSで2着、2着のブラックスピネルは萩S1着と紛れもないハイレベルレース。前走のりんどう賞にしても当時インコース天国だった馬場状況を考えれば外を回してきたこの馬が3着に敗戦したのも納得。いくらなんでも馬場状況は前走ほど極端ではないはずなので前進は可能だ。
▲アドマイヤリードはクラッシク候補として噂されるシルバーステートに唯一土をつけた怪物を予感させる馬。しかも、前半1000m通過65秒台という超鈍足ラップでシルバーステートを差し切ったのだから文句のつけようがない。能力だけでいったらあっさりもありそうだ。
もう1頭△メイショウスイヅキ。こちらはオープン戦勝ちの実績を素直に信頼。2走前のサフラン賞は初輸送と明らかに長そうなマイル戦を使ってのもので気にしなくていいだろう。得意条件の固め打ちはやはり印を回しておかなければならない。
◎1キリシマオジョー
〇10タガノヴィアーレ
▲4アドマイヤリード
△9メイショウスイヅキ