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2015/10/23 22:15

富士S 予想

 富士Sというレース名の由来となっている富士という地名だが、富士と言えば日本人であるならば誰しもが富士山を想起させる筈だ。では、富士山はなぜ富士山と呼ばれているのだろうか。日本人なら当たり前のように知っている富士山だが、名前の由来を知っている人はそう多くはないのではなかろうか。では、その話から少し話させていただこう。「あれ競馬予想を見に来たのに、変な所に迷い込んでしまった」と思った方も大勢いるかもしれないが、これは紛れもなく競馬予想の記事なので安心してほしい。むしろ、豆知識が増えつつ競馬予想を見れるのだからあなたはラッキーだ。
 実はみんなが良く知る「かぐや姫」にその答えは記されている。かぐや姫のあらすじは割愛させて頂き、富士山の名前の由来となった、場面を話させていただく。かぐや姫に「不老不死の薬」を渡すはずだった帝だったがかぐや姫は月に帰ってしまう。失意におぼれた帝は日本で一番高い山に「不老不死の薬」を焼いたという。そして、不老不死→不死→ふし→ふじ→富士→富士山と変化していき、鎌倉時代には富士山と呼ばれるようになった。

 なぜ、こんな話を持ってきたのかと言うと、富士山の名前の由来である不死にピッタリの馬が富士Sの出走馬にいるからだ。観の良い方ならお気づきであろう。不死といえば不死鳥、不死鳥と言えば鳳凰、鳳凰といえば◎マイネルホウオウだ。いろんな事象を加味すれば、この馬が名の通り、そしてレース名の通り不死の如く復活する舞台にふさわしいと感じずにはいられない。
 かつては3歳時にG1という栄光を掴み取った輝かしい名馬。だが、脂が乗ってきた時期にまさかの屈腱炎。5歳時に復帰はしたものの、かつての強さとは程遠く、名にふさわしくない成績を残してしまった。だが、信じている。完全復活する日を。だって、名前が鳳凰なのだ。死ぬことなどあってはならない。
 その兆しが前々走の京成杯AHで垣間見えた。着順としては13着と全く復活していないように思えるが、まず内容が違った。着差は0.7秒差、重賞で勝ち馬と1秒差を切ってきたのは復帰後初で、それもフラアンジェリコの大外一気が決まった完全な差し有利の決着で先行してのものだから内容は段違い。私は「もしかしたらもしかするかも」と淡い期待を持ち始めた。そして、前走のポートアイランドSで私の期待は確信へと変わった。なんと2着。もう復活目前である。しかも、マイネルらしからぬ西の遠征で、騎手もマイネルとは無縁の津村騎手。勝負気配など微塵も感じなかった。それでも2着。しかも、重賞を何度も好走し、今回人気の一角であるフルーキーと小差。しかも、向こうは内をロスなく回ってきた競馬で内容なら互角と見てもいい。そして、今回はマイネルホウオウでこつらも初めてG1の栄光を味わった、まさにマイネルホウオウの相棒と呼ぶにふさわしい柴田大地騎手に戻り、舞台はなんといってもG1を取った思い出の東京マイル。もう完全復活を証明する1着の二文字は見えた。
 

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