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2015/10/12 01:35

京都大賞典 予想

 皆さんにあえてこのタイミングで問います。ダービー馬という称号を甘く見ていませんか。
 確かに◎ワンアンドオンリーは歴代ダービー馬の中でも地味な部類。ただし、ダービー馬という称号は世代の頂点の証、弱いはずはない。歴代ダービー馬の中では弱点が多いというだけだ。この馬の弱点はかかり癖と速い上がりを使えないこと、さらに得意距離が限られていることの三点である。私はこの京都大賞典、この馬の全ての弱点が削ぎ落ちされ、純粋なダービー馬の強さがダイヤの原石のように磨きだされるレースだと予想する。
 まず、かかり癖と速い上がりを使えない弱点はハイペースで上がりのかかる競馬であればきれいさっぱりなくすことができる。今回はそういう流れになると考える。今回出走するグランプリホースラブリーデイ。この馬がまずこのレースの核となることには間違いない。他の馬も他の陣営も、ラブリーデイをどう負かすかという考えで臨むはずだ。宝塚記念はスローペースという恩恵を受けつつ、持ち前の先行力で押し切ったレースであったが、さすがに二度同じ競馬はさせまいと他陣営達は躍起になって潰しにかかる。毎日王冠は全頭が一流馬でリスクを負ってまで潰す必要が無く、結果的にエイシンヒカリを逃がす展開となってしまったが、今回はさすがに全頭一流馬ではなく、リスク承知の上で勝ちに行きそうな馬は少なくない。そういう点でも消耗戦になりやすく、ワンアンドオンリー向きのメンバー構成ではないだろうか。
 得意距離が限られているという弱点だが、はっきりいってこの馬の得意距離は2400m〜2400mと極端に少ない。なんといってもダービー馬、思い出の2400mは滅法強いようだ。この馬の輝かしいレースと言えば、皐月賞馬との叩き合いを制したダービーをはじめ、ダービー馬の貫録を見せつけた神戸新聞杯、世界相手に堂々と戦ったドバイSCと全てが2400m(ドバイSCは厳密には2410m)。今回の距離はいくつだ。そう。2400m。ダービーを制した思い出の2番枠を背負いダービー馬復活の舞台は整った。

 得意距離といえば○レコンダイトも得意距離に戻るここが狙い目。昇級してオープン戦の2400mで行われる大阪ハンブルグCにいきなり2着に食い込むと、重賞初挑戦の目黒記念も2着と好走。そして、実績にある2000mで次こそ勝利と思った七夕賞で、致命的な出遅れで凡走。これを見るに、2000mよりも出遅れてもカバーできゆったりと競馬できる2400mのような長めの距離の方が合いそうだ。

 大穴で▲メイショウカンパク。さすがに8歳馬で強いことは言えないが、3年前の覇者で、その時と同じ少頭数、新潟記念→オールカマー→京都大賞典のローテで、池添騎手と状況が3年前と瓜二つ。気になって仕方が無い。
 
 △ラキシスの前走はハイペースについていったのが敗因。今回もハイペース想定だが、ペース判断が上手い武豊騎手。ある程度溜めて競馬してくれるはずだ。

◎2ワンアンドオンリー
○5レコンダイト
▲3メイショウカンパク
△8ラキシス

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