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2015/10/03 20:46

スプリンターズS 予想

 今年の高松宮記念。私は当たったので良いイメージしかないが、結果だけ見るとなんとも情けない結果であったと私は考える。確かに、香港からきた勇敢な挑戦馬(エアロヴェロシティ)を讃えることに文句は言わないが、その反面、日本馬が束になっても勝てないという日本の短距離界のレベルの低さが露呈してしまったとも言える。こんな時期だからこそ、かつてのロードカナロアカレンチャンのような絶対王者、絶対女王の存在が早急に求められる。残念ながら7歳の香港馬に後塵を拝した高松宮記念組の馬にそのような器は存在しない。だが、短距離界はなにも暗いニュースばかりではない。今年の夏競馬は、そんな暗い短距離界に希望の光を照らすように、将来の絶対王者、絶対女王になりえる候補が何頭か誕生した。今回のスプリンターズSは、そんな夏競馬から頭角を現した未来のスター候補を狙うのが得策となりえる。

 ◎ウキヨノカゼは絶対女王になりえる器を持っている。特筆すべきレースはなんといっても前走のキーンランドC。道中最後方からコーナーでまくりそのまま1着でゴールイン。一見すると展開がハマったようにも思えるが、12.1 - 10.6 - 11.3 - 11.8 - 11.4 - 11.4(34.0-34.6)とやや前傾ラップではあるものの展開的な有利不利は数値的にはそこまでない。とはいうものの、上位3頭は全て追い込み馬の構成。4着のオメガヴェンデッタを除くと5着、6着も追い込み馬という偏った結果。さて、なぜこのような矛盾が発生したのか。答えはウキヨノカゼが自身のまくりで先行馬を壊滅させた。つまり、ウキヨノカゼは昇級馬の身ながらレースを支配していたのだ。末恐ろしい存在である。さらに、道中まくったのならば当然そこで労力を使い、直線の伸びは甘くなるのが道理。だが、上がり3Fは堂々の最速。上がり二番目で二着のウキヨノカゼが先行馬を掃除した後に後方から直線脚を伸ばすだけの簡単なお仕事をしたトーホウアマポーラよりも0.3秒速い。この数値ははっきり言って破格で、重賞にも関わらず他のメンバーと力が違い過ぎるのだ。これと似た競馬は、私の記憶の限りでは過去一度あった。2013年の有馬記念だ。流れ自体は平均的な流れだったがオルフェーヴルがまくり先行馬を壊滅。自身は8馬身差の圧勝で後続は全て追い込み馬。つまり、ウキヨノカゼオルフェーヴルと似た競馬が出来ているということになる。はっきりいって、このパフォーマンスを出し切れば、今の王者不在のスプリント戦線なら簡単に頂きをとれるだろう。

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