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2015/10/03 00:05

シリウスS 予想

 私は残念ながら流行に疎い。ちまたで流行りのファッション、食べ物、言葉に至るまで、ついつい置いてかれてしまい、友との会話についていけなくなるなんてこともしばしば。だからこそ、私は流行に敏感になりたいし、流行に敏感な者たちについつい憧れを抱いている。せめて、大好きな競馬だけでも、流行にはついていきたい。 
 今年のダート戦線における流行は間違いなく高齢馬の活躍。特に8.9歳の牡馬の活躍が今年に入ってから目覚ましく、東海S9番人気2着牡8歳グランドシチー、根岸S15番人気3着牡8歳アドマイヤロイヤル15番人気3着、かしわ記念4番人気1着牡馬9歳ワンダーアキュートアハルテケS10番人気1着牡8歳キョウエイアシュラ、エルムS7番人気3着牡9歳エーシンモアオバー、、BSN賞6番人気2着牡8歳トウショウフリークエニフS10番人気1着牡馬9歳エーシンビートロンとオープン戦と重賞だけでもこれほど多くの事例が存在している。こんな年は間違いなく異例で、今年のダート戦線の流行と言っていいだろう。しかも、見て分かるとおり固く収まる傾向のあるダート戦線に、我々のお財布を救うような高配当を演出してくれている。穴党の私にとって、この流行を逃すわけにはいくまい。

 流行をいち早く取り入れた馬、つまり流行の先駆者である◎グランドシチーに占めてもらうのがきれいにまとまるのではなかろうか。今思えば、この流行はグランドシチーの東海Sが発端だ。としたら流行の最先端をいくものはグランドシチーということで合点がいく。
 ただし、あくまで高齢馬は高齢馬。高齢馬を狙うのならそんな流行に乗りたいという安易な気持ちではだめだ。ある程度覚悟を持って本命にしなければなるまい。私が注目した点はメンバー構成。注目されるのは芝重賞を何度も勝った強豪馬・トウケイヘイロー。私もまずこの馬に注目がいった。当然、自分の形に持ち込むことが想定される。特に、初ダートならなおさら、砂かぶりを嫌うだろうから何としてもハナを叩かなければならない。そして、芝スタートの恩恵も考えればダート戦では異例のハイペースになるのではないだろうか。普通ならここで単騎逃げに持ち込めるだろうが、言っても芝重賞で逃げ切る馬。マークはある程度しなければならない。特にダートで実績をあげた馬ならば、今まで芝を使ってきた馬に軽々ダート重賞を取られるとならば赤っ恥だ。そこは、ダートで実績を積み上げてきたナムラビクターニホンピロアワーズがだまってはいないだろう。間違いなくせりかけてくるだろう。ここで一度待ってほしい。今、パッと挙げたこのニホンピロアワーズナムラビクターというメンバー構成。なにか既視感を覚えないか。そう。東海Sである。つまり、東海Sと酷似したレース質になる可能性が今回非常に高いのだ。そして、グランドシチーは名と言ってもそのレースの2着馬。それも1着馬は今回不在。さらに言うならば接戦した3着馬も不在。夢の1着まで考えられる。
 グランドシチー自体はシリウスSと相性がよく、一昨年には今回より斤量が0.5kg重い58.5kgで3着と馬券に絡む活躍を見せた。昨年は6着と敗れはしたものの、最内枠が響いたようで、この馬はあまり砂を被らせると味が出ない。外から徐々に進出し、直線で力強い脚を見せるのがこの馬の本分。外枠の今回なら十分期待が持てる。前走の平安Sは前半1000m通過タイムが66.7という札幌の新馬戦のような信じられないペースで、結果を見ても逃げた馬と二番手にいた馬で決まった特殊なレースで、後ろからいったこの馬にとって参考外の一戦。やはり、どう考えてもこの馬の一着しか見えない。 

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