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2015/09/26 17:03

神戸新聞杯 予想

 去年の神戸新聞杯。これは私の競馬観というものを180度変えられた、いや変えてくれたといっても過言ではない私の競馬人生の転換期といえる貴重なレースだった。
 勝ったワンアンドオンリーも確かに凄いものがあったが、それ以上に驚いたのはサウンズオブアースの激走。ダービーでは11着とワンアンドオンリーとはまるで相手にならなかった馬がひと夏を超えただけで、あわや大金星とも言うべき好走。さらに菊花賞ではあっさりと逆転。3歳馬の成長力の無限の可能性を知った一戦であった。
 しかし、その兆候があったのも確かで、サウンズオブアースは新馬戦で1倍台に推されるほどの素質馬で、思い返せば春は精神が余りある身体能力に追いついていなかった印象が持てる。つまり、この神戸新聞杯は春不振だった素質馬を狙ってみるのが面白い。

 ◎ト−センバジルも素質馬集うトーセン軍団の中で叔父にトーセンジョーダン、ト−センホマレボシがいる血統背景もあり、特に期待されていた馬。新馬戦を除けば3戦連続で圧倒的な一番人気に支持された素質馬で、弥生賞では7頭の重賞馬に割って入り3番人気に推されるほどファンからの期待値が高かった馬。気になる成長力だが、この馬を手掛けるのは藤原英厩舎。この厩舎はストレイトガールを古馬になって覚醒させた厩舎で、成長と言う意味では十分に信頼してよい。その師が「菊花賞は考えていない、神戸新聞杯のことしか考えていない」とまで言うほどこのレースの渾身の仕上げ。これはもう信じるしかないだろう。
 春は不振だったといえど、決して無駄ではなかった。この神戸新聞杯を勝つためのヒントが春のレースに集約されている。実は、このト−センバジル、阪神2400mというコースは初だ。そもそも阪神コースは新馬戦で一度だけ、2400mに至っては一度も走っていない。これを博打と捉える人もいるかもしれないが、私には春のレースぶりから見るに、このコースはピタリとしか思えない。というのもこの阪神2400m、特に神戸新聞杯に関して言えば先行馬鬼門の差し天国で、去年は上位3頭が全て差し馬、一昨年はマジェスティハーツの道中後方の追い込みがさく裂し、三年前もやはり上位3頭が全て差し馬だった。だったら、差し競馬が板についてきているこの馬にとっては絶好の舞台ではなかろうか。後は阪神適性。新馬戦こそティルナノ−グにこそ負けてしまったが、私が考えるこの馬のベスト2レースは弥生賞と札幌の2歳未勝利戦。弥生賞は重賞馬が集う中、一瞬あわやと思わせるほど見せ場たっぷりのレースぶり。最後こそ重賞馬の底力に屈したもののしっかりと掲示板は確保。大健闘と言っても語弊はあるまい。札幌の2歳未勝利戦はダービー2着馬のサトノラーゼンを問題にしないレースぶり。この2戦は急坂の中山、洋芝の札幌とどちらもパワーが要求されるコース。阪神コースと言えば中山と同等の急坂がある軽いスピード型よりも重いパワー型に適したコース。阪神コースは間違いなく合う。
 問題の距離だが、これも非常に合うと思う。というのも、前走のレースぶりにヒントがあった。2番人気に推され7着と凡走し、一見するとなんの収穫もなかったように思えるが、見ようによってはなかなか興味深かったレースだ。道中は最後方でほとんどレースには参加せず。しかし、上がり3Fは驚愕の32.7。上がり2位のティルナノ−グよりも0.3秒も早い数値だが、位置取りの差が緒を引き着順には結びつかなかった。これを見るに、「勝ち負けできるほどの能力はあったものの距離が短すぎた」と結論付けるのがベターで、距離延長は間違いなく合うはずだ。

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    2015/09/26 19:38 ブロック