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2015/09/20 23:01

セントライト記念 予想

 私には穴馬を見抜く才能があるらしい。一日に二回も単勝50倍前後の馬を本命にして、その二頭ともアタマに来るなど、才能が無い限り出来ない芸当だ。まさに、センスの塊である。ああ、その通りだ。私は調子に乗っている。先週、あそこまで高配当を演出させたのだ。もう、私は大穴を指名しないと満足できない体質になってしまっている。しかし、もう一人の私はこう言った。「冷静になって堅実に取りに行こう」と。確かに競馬はそううまくはいかない。堅実に取りに行こうと、ローズSは堅実にレッツゴードンキを指名したが、結果は4着。どうやら、私は穴馬で当てる才能がある分、人気馬で当てる才能はテンで無いらしい。だったら私の生きる道は決まった。大穴で行かせてくれ!私を調子に乗らせてくれッ!
 
 私が本命に抜粋したセンスのある穴馬は◎ブランドベルグだ。現在、13番人気で単勝は50倍超。まさに、脳汁が垂れそうなオッズである。しかし、いくら大穴といえど外れればゼロ。特に大穴は当然好走確立が低い馬ということになるので、慎重に選んでおきたい。とはいうものの、このブランドベルグがこんなに低評価なのは私からしたらおかしい。私の推測だが、この馬はとんでもない大器だ。
 ムラこそあるものの、この馬が勝つレースはとにかく強い。新馬戦や二走前の500万下で見せた圧倒的なパフォーマンスは大物感たっぷり。道中ぬるっと前を射程圏に見つつ、コーナーで徐々に進出。直線向けば圧倒的なパワーとスピードで他を寄せ付けない競馬は、まさに「G1級」の3文字が浮かび上がってくるほど。そもそも、はなみずき賞では今回一番人気になるサトノラーゼンを押さえて一番人気になったほどの素質馬。前走のラジオニッケイ賞では5着。これだけで重賞レベルではないと決め付けるのは早計。前走は短すぎた。この馬の弱点はエンジンのかかり具合が遅いこと。前走はそれがモロに出てしまい、直線入り口で他馬の加速に後れを取ってしまい後手後手を踏んでしまった。しかし、それでも最後は持ち前のパワーのある脚を繰り出しあがいて見せた。アンビシャスは別格としても、後400m長かったら確実に差し切れていただろう。後、400m?なるほど、2200mであるセントライト記念はベストの距離だということか。秋初戦となるが、厩舎で乗りこみ状態面も良好らしく成長力でも期待できそうだ。
 ただ、それだけでは大穴馬券を取るにはワンパンチ欠ける。それほど、大穴の道は辛く険しい。展開面でも絶好に向くのではないかと予想した。まず、今秋の中山の芝コースの傾向を見てみよう。メインレースだけでも、先週の京成杯AHはフラアンジェリコの大外一気。土曜もライズトゥフェイムの大外一気と例年とは打って変わって差し追い込みがバンバンと決まる異例な馬場。そして、例年ですら差し追い込みが決まるセントライト記念。誰がどう考えても差し追い込み馬に手が出てしまう。しかし、競馬は”人と違う考え方をしないと勝てない”とよく言われる。だから、私はあえて逆の先行馬を選ぶのだ。それにはちゃんと根拠があって騎手も当然、今秋の芝傾向を考え、差し追い込みを意識する。そうすれば、とんでもないスローペースが生まれるのではなかろうか。こういうときにはベテランの手腕がモノを言うのではなかろうか。松田騎手はベテランだが重賞未勝利という苦労人として有名だった騎手。しかし、それは去年までの話し。今年、ファルコンSで悲願の重賞制覇を果たすと、あっさりとクイーンSで2勝目。しかも、どちらも大穴でだ。今季の重賞シーズンで乗りに乗っている、まさに”重賞マスター”。そんな彼の冴えわたる直感があれば、我々がびっくりするような騎乗を見せてくれるかもしれない。

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