スマートフォン版へ

マイページ

361件のひとこと日記があります。

<< 新潟2歳S 予想... ひとこと日記一覧 小倉2歳S 予想... >>

2015/09/04 22:29

札幌2歳S 予想

 さすがにこの時期である。新馬戦を勝ったキャリア1戦の馬が軒を連ね、新馬戦でいい勝ちっぷりをした馬が多く、どの馬にしようか迷うばかりである。
 しかし、その馬は本当に強いのだろうか。レース映像を見ただけで判断していないだろうか。もう一度、吟味してほしい。私が言いたいことは、数値によるちゃんとした裏付けが取れているのだろうか。
 さて、もう一度出馬表を確認してほしい。新馬戦で勝った馬の多くは”逃げ切り”ではないか。次にラップを見てほしい。多くの新馬戦1000m通過65秒前後の超スローペース。ここまでペースが落ちれば逃げた馬が勝つのは当然の流れで、逃げて勝った馬なんて何の評価も与えられない。ドスローの新馬戦で逃げ切った馬など、まず低評価でいい。むしろ、無印でも何の問題もないだろう。
 さらに言えば、札幌2歳Sは非常にタフなレース。先行力に自慢があろうと、末脚に自慢がないとその圧倒的な重力にあらがえず垂れてしまうのが自然の摂理と言うものである。だとしたら、重要なのは最後の最後で一歩前に行ける粘り強い末脚だ。
 どうだ、私の忠告のお陰で、貴方様がやろうとしていたチョンボが防がれたのではないか。

 ここからは、私の枠にとらわれない自由なる発想をとくとご覧あれ。先ほど言った通り、粘り強い末脚自慢の馬が本命にふさわしい。本命は◎クロコスミア。まさに、激戦必至の札幌2歳を勝ち抜くにはふさわしい、粘り強い末脚がこの馬には完備されている。
 前走のコスモス賞。着順は4着と希薄ながら内容はソースのように濃厚。コスモス賞のレース質は前2頭が一、二着を争い、後ろが完全に置いてきぼりになる典型的な前残りレース。クロコスミアは、そんなレースの中で直線、前がさばけない不利ありながら、上がり3Fメンバー中最速の35.9という鬼脚を繰り出して4着という、とんでもない内容。そして、さすがオープン戦だけあって1000m通過タイム、勝ちタイムともに優秀。勝ち馬のラヴアンドポップも出走するが、向こうは展開に恵まれたことが大きかっただけに、激しいレースが予想される今回のレースで逆転するのは容易なことだ。
 なんといってもオープン戦を好走したという事実は大きい。新馬戦なんてどれくらいのレースレベルかなんて全く分からず、信頼はできない。高いレベルの新馬戦もあるが、基本的には凡。だとしたら信頼度的には新馬戦勝ち馬よりもオープン戦掲示板に乗った馬の方が高い。特に、同コース、同距離で行われたコスモス賞は大いに信頼できる。過去の札幌2歳Sでも2013年札幌2歳Sの2着馬、マイネルグレヴィルコスモス賞3着からの臨戦過程。過去の傾向から言っても馬券内の可能性は十分に高い。

 対抗は○スパーキングジョイ。この馬は逃げ切りが多い新馬戦の中、珍しく差し切りを決めた馬。それも新馬戦特有のドスローペースでの差し切りなので、それだけでも評価できる。
 さらに、それだけではなく、勝ちタイムも優秀で、なかでも上がり3F34.8という驚異の末脚を保持している。まさに、去年の勝ち馬、ブライトエンブレムを彷彿とさせる末脚はまさに札幌2歳Sにピッタリだ。

 一発警戒は▲ディーズプラネット。2枠で横山典騎手という、どう考えても怪しい一頭。この馬の臨戦過程に注目してみた。この馬の前走はマイル戦。やはり、マイル戦を勝ちきる末脚は必要不可欠。実は去年勝ったブライトエンブレムや今年のコスモス賞を勝ったラヴアンドポップはマイル戦の新馬を買ってからの臨戦過程だった。面白い一頭だ。

 △リアルキングは新馬戦逃げ切り馬の中で唯一選んでおきたい一頭。逃げ切り新馬戦の中では1000m通過ラップタイム、勝ちタイムが優秀だし、何といっても1枠1番を引いたことにより、新馬戦と全く同じ展開に持ち込める可能性が高い。

 △ラヴアンドポップは内容的には◎には劣るものの◎に先着したのは事実。やはり、オープン戦を勝ったということは非常に選びやすい。

 久しぶりの土曜日の重賞。新しい風が吹けばいいな。

◎4クロコスミア
○13スパーキングジョイ
▲2ディーズプラネット
△1リアルキング
△5ラヴアンドポップ

お気に入り一括登録
  • クロコスミア
  • コスモス
  • ラヴアンドポップ
  • ヴィル
  • スパーキングジョイ
  • ブライトエンブレム
  • ディーズプラネット
  • リアルキング

いいね! ファイト!