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2015/07/25 20:33

函館2歳S 予想

 ”先手必勝”。この単語はほとんどの競技で絶対的な意味を持つ。
 野球やテニス、カードゲームに至るまで先行後攻の選択権があるのなら、9割9分は先行を取るだろう。それほどまでに先手を取るということは試合を優位にするためにも必要不可欠な行為だ。
 競馬とて決して例外ではない。競馬歴が長い人は分かるだろうけど、やはり基本的には先行有利。通な人ほど先行馬を軸にして馬券を組み立てるだろう。
 特にキャリアの浅い2歳同士の短距離戦。時期と距離を考えても先手必勝は如実。その証拠にこのレースの過去2年はいずれも逃げ切り。特に本番の天気は荒れ模様。さらに先手必勝のレースになるだろう。

 ◎オデュッセウスの前走はまさに先手必勝と呼ぶにふさわしいレースだった。前半34.5のハイペースの中、様子見を一切せず玉砕覚悟の逃げ。まさに先手必勝を身体で表現するかのごとくレース。これが功を奏したのか、そのままバテることなく完勝。力の違いを見せつけた。
 しかし、このレースに集う馬は例年快速馬ばかり。はたしてそう簡単に先手を打てるのだろうか。答えはいとも簡単に打てる。今回のメンバーを見渡す限り、そこまでテンが早い馬はいない。前走最初から最後までハナを奪われずに逃げて勝った馬は16頭中、わずか4頭。内二頭はダートでのもので芝で同じようにいけるかと考えれば無理はある。当面のライバルはおそらくメジェルダだけ。この馬が勝った未勝利戦の前半3Fラップは34.8とオデュッセウスが勝った新馬よりも0.3秒ほど遅い。つまり、オデュッセウスが先手必勝出来る可能性は高い。
 もし、ハナを取られる展開になったとしてもこの馬が持つ非凡な能力でカバーできる。とにかく前走の新馬戦のラップが優秀。先ほどあげた通り、このレースは前半3F34.5というハイペース。その中で最初から最後までハナを取り切り、バテることなく、むしろ伸びながら楽勝。このレースのラップは(34.5-35.5)。これは人気を形成するブランボヌールメジェルダが出走した新馬戦のラップが(34.5-36.0)なので、それよりも優秀。馬場の差があるとはいえこれは放っておけない事実だろう。さらに、この馬の父は渋った馬場を得意とする産駒を出す傾向にあるファルブラヴ。雨予報もプラスになるのは間違いない。

 先ほど言った通り当面のライバルは○メジェルダ。この馬は好ラップで逃げ切ることもさることながら、◎と決定的に違うのは控えても競馬ができるということ。二走前の新馬戦は二番手追走の中、最後こそブランボヌールに上手く内を突かれ足元をすくわれたものの、レース内容はブランボヌールよりも上。キャリア一戦の馬が多い中、この馬のキャリア二戦が響くかもしれない。

 ここまで先手必勝タイプを指名してきたので三番手には逆タイプを指名しておこう。▲アルマククナ。前走の新馬戦のラップは隙が無く優秀。この馬自体も2歳馬とは思えない末脚を保有しており、生まれ持った素質は相当に高そう。勝浦騎手とアルマというアルマワイオリでおなじみのこのラインは熱い。

 △ラッキーボックスは前走福島でコース経験的には不利だが侮るなかれ。前走のレースぶりは素直に評価。前走福島での勝利はストークアンドレイがやっている。

 函館は洋芝、さらに雨予報を加えればパワーが要求されることは間違いない。△コッラジョーゾの前走はダート。パワーは証明済みだ。タイムも優秀。

 同じく前走ダート組では△ラプレシオーサを指名。こちらは地方ながらキャリア2戦して土付かず、いずれも圧勝。父ダノンシャンティは芝のG1を勝っており、実は芝馬でしたというオチもありうる。

◎14オデュッセウス
○4メジェルダ
▲7アルマククナ
△3ラッキーボックス
△16コラッジョーゾ
△1ラプレシオーサ 
 

 

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