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2015/07/04 20:02

ラジオニッケイ賞 予想

 ここは、はっきりと言っておこう。このラジオニッケイ賞というレース、重賞の中でも最高峰に難しい。的中するなど至難の業だ。このレースの特徴は、「えっ、何この馬?」のような謎な馬が勝ったり馬券に絡んだりする。
 そんな謎を解決するのが、このラジオニッケイ賞の攻略の糸口と考えた。
 さて、私の中ではこのラジオニッケイ賞史上最大の謎は、2年前2013年のラジオニッケイ賞で勝ったケイアイチョウサン。単勝8番人気の人気薄での勝利。一体、どこに買い材料がったのか、当時の私は皆目見当がつかなかった。確かに鞍上の神騎乗が光ったということもあるが、それでも走ったのは馬。馬も十二分に強かった。
 この馬の成績を見てピンと来た。前走で古馬1000万条件を走っていることに気付いた。私はポンと手をたたいた。実は3歳の重賞においてこのパターンは私の脳内という名の保管庫にこの例は多々ある。
 まず、神戸新聞杯のトーホウジャッカル。菊花賞馬である同馬も神戸新聞杯の前は古馬1000万条件を走っていた。そこで、2着に好走し、続く神戸新聞杯で9番人気ながら3着と好走。一番強い競馬をしていたと言われるくらいだ。そして、レッドアルヴィス。今やオープン戦の常連となっているこの馬も古馬1000条件で4着からユニコーンSで優勝し、一気に名が知れ渡った。古馬1000万条件は3歳限定の重賞クラスのレベルはあり、ここで通用するものなら3歳限定の重賞は十分通用するということだ。

 このパターンが使えると信じ◎グランアルマダ。出走馬を見渡せば前走古馬1000万条件を使った馬はこの馬しかいな
い。それも2着だ。2年前のケイアイチョウサンやユニコーンSを勝ったレッドアルヴィスより高い着順で、菊花賞馬のトーホウジャッカルと同じ着順。そんな名馬達と肩を並べる存在なのだから、ここは通過点でしかない。さらに、グランアルマダの前走、三田特別はハイレベルで、1着のイサベル、3着のシホウは降級馬というほとんど1600万条件のレース。おそらく3歳限定のG1に近いくらいのレベルはあるはずで、このラジオニッケイ賞よりは遥かにレベルが高い。それを2着なのだから怪物級といっても何ら不思議ではない。それに、レース内容も秀逸で3F通過タイムが35.1、1000m通過タイムが59.3という2200mにしては相当早いペースで前が厳しかった。現に1着のイサベル、3着のシホウは後ろからの競馬。残ったのはこの馬だけで、そういう意味でも価値のある2着だ。
 しかし、そんなことは上手くいかない。いいことがあれば当然悪いことだってある。この馬の悪いところは早い上がりを使えないこと。残念ながらほとんどのレースで35秒台〜36秒台の鈍足。しかし、そんな弱点を補ってくれるコースこそが福島というコース。トリッキーなコースゆえに早い上がりが要求されない、例として去年のウインマーレライをあげると、上がり3F35.2で勝っている。さらに明日の雨予報。上がりはさらにかかることは確定的で、この馬にとっては願ったりかなったりだ。距離不安もあるが父はダイワメジャー。この距離が苦手なはずはない。
 余談だが、グランアルマダの枠は6枠11番で、人気は現時点で8番人気。2年前のケイアイチョウサンの枠も6枠11番で8番人気。どうだ、謎解きにふさわしい結論であろう。

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