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2015/07/04 15:32
CBC賞 予想
改修後の中京コース。
急坂あり直線長しの競馬場きっての難コース。その特異なるコースゆえにしばし差し有利という錯覚に陥りがちだが、果たして本当にどうなのか。
ことCBC賞に関しては答えはノー。改修後のCBC賞に関して言えば、連覇を達成したマジンプロスパーは先行からの番手押切の横綱競馬。去年に関しては中団より前にいる馬で上位独占した。
さらに、今回のメンバーを見る限り人気馬の構成がウリウリ、ダンスディレクター、サドンストーム、レッドオーヴァルといった差し馬ばかりの構成。今年は例年以上に前が楽になると予想する。
人間はしばし短絡的な錯覚に陥りがちだが、残念ながら私は錯覚は効かないようだ。どうやら、私は人知を超えた存在らしい。
そんな人知を超えた私の本命は、これまた人知を超えた馬◎ワキノブレイブ。昔は中途半端なキャラ位置だったが、ここ最近はすっかり先行キャラが板についてきた。それに見合い成績も安定。去年の秋に念願のオープン初勝利。それ以降は、重賞でも掲示板に乗るくらい成長。最強スプリンターが集う高松宮記念にも果敢に挑戦し、11着と人気ほど悪くはなく、着差も勝ち馬と1.1秒差なので健闘した部類だ。それも今回の人気の一角であるサドンストームと0.4秒差と考えればここでも十分やれる。さらに、このレースは馬場が重かったレースで、雨予報で馬場が悪いとされる今回のレースと同じような条件で健闘したのは大きい。着順はともかく大きいレースに挑戦する大事さは、先週の宝塚記念で同期のデニムアンドルビーが証明してくれた。次は彼の番だ。
あと、もう一つ。鞍上の武豊騎手。しばし、人気薄が苦手なイメージをもっているかもしれないが、これまた錯覚。最近は穴でもしっかり持ってこれる騎手に様変わりしている。6月27日、阪神11RグリーンS、11番人気のプランスペスカ、その翌日6月28日、阪神10Rは花のみちS、7番人気カジキをそれぞれ持ってきた。それも馬券に絡んだだけではなく、しっかりと”勝った”。まさに、”会いに行けるアイドル”ならぬ”勝ちにいける騎手”でワキノブレイブをしっかりと”勝たせる”。
対抗は○ベステゲシェンク。骨折明けさえ差し引けば条件はピタリ。この馬の末脚は驚異で、重賞でも常軌を逸しており私はG1級だと考えている。その末脚は直線の短い京都や中山ではなく、必ず直線の長い中京で爆発するであろう。それは、準オープンで中京コースを早い上がりタイムで勝利したことがその証拠である。骨折明けで人気を落とすだろうが、いきなりやれても驚けない。
▲トーホウアマポーラはこの中では死角が少ない。まずは去年の優勝馬ということもあり、中京1200mの高い適性。それに加え、内枠、先行力、馬場不問ときた。大崩れはなさそうだ。
△ホウライアキコも先行力に期待が持てる。近走こそ成績が悪いが、重賞を二連勝したり、地味にG1でも二連続掲示板に載っており能力は高い。歯車さえそろえば高いパフォーマンスを発揮してくれそうだ。
△サドンストームはやはり入れておかなければならない一頭。ここ最近はすっかり堅実さが板についており、それはG1の高松宮記念でも健在だった。前走の激走でのダメージが心配だが、しっかり放牧を挟んでいるので問題なさそう。
△フレイムヘイローは、まさしく左回り専用機。ここ直近の3勝はすべて左回りと筋金入りの左回り巧者。メンバー揃っても適性の力で。
△ベルルミエールは1200mは久しぶり、それも2歳時のものなのでほぼ参考にならない。しかし、この馬の父はパドトロワを出したスウェプトオーヴァーボード。距離適性は高い方に出るかもしれない。
人知を超えた私の予想はこれで終了させていただく。
◎17ワキノブレイブ
○9ベステゲシェンク
▲4トーホウアマポーラ
△14ホウライアキコ
△13サドンストーム
△2フレイムヘイロー
△10ベルルミエール