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2015/05/13 22:58

ヴィクトリアマイル 展望2

 気を取り直してこの馬のマイル適正について探ろう。マイルは1800m以上のレースと質が全く異なる。これを証明したのは、またまた桜花賞のルージュバック。1800mでいくら強い競馬をしようが桜花賞で全く勝負に参加できなかった。つまり、マイル経験というかマイルで強い競馬をすることがこのレースを勝ち取る上での絶対条件。いくら馬が強くてもマイル適正が無いと勝負にならない。それは、勿論ヌ−ヴォレコルトにも言えることだ。この馬はマイル経験がほとんどない。中距離で結果を残してきた馬だから。
 この馬が直近でマイルを走ったのは去年の桜花賞まで遡る。さすがに、この時よりも成長しているだろうが、これしかこの馬のマイル適正を図ることができないので勘弁してほしい。文句を言うなら一年間マイルを経験させなかった陣営に言ってほしい。
 2014年桜花賞。まさにマイルらしい激しいレースだった。今年の桜花賞とは大違いだ。まだ言うか。11.9 - 10.5 - 11.4 - 11.5 - 11.7 - 11.4 - 12.8 - 12.1。これが2014年桜花賞のラップ。マイルにしても早いラップ。と言っても暴走気味に逃げたフクノドリームが刻んだラップなので実質平均といった流れ。これをヌ−ヴォレコルトは後方12番手。マイルでは追走が難しいという印象を受けた。勝負所では一旦置かれてしまったことから推測するにマイルは適性距離ではない。ハープスターから完敗した桜花賞とは一変、オークスではあっさり逆転。適性距離は2000m前後なのは明らか。
 それで現実的には何着前後なのかを見てみよう。ここまで踏み込むのはおそらくこの記事だけだろう。一体どんなやり方でやるかと言うとこれだ。桜花賞での上がり3Fでヴィクトリアマイルの上がり3Fを推定する。何を言っているのかよくわからないかもだがとりあえずやってみよう。
 この馬の桜花賞の上がり3Fは33.8。これがヴィクトリアマイルでどうなるのか。先輩の例をあげるのが手っ取り早いだろう。桜花賞と翌年のヴィクトリアマイルで好走している差し馬。2011年の桜花賞馬マルセリ−ナ先輩を使わせていただこう。先輩の桜花賞のタイムは1:33:9で上がり3F34.3。対してヌ−ヴォレコルトの桜花賞のタイムは1:33:3で上がり3Fは33.8。タイムに0.6秒差のラグが生じているので上がり3Fにも修正を加えると2011年換算でヌ−ヴォレコルトの上がり3Fのタイムは34.0。
 そして翌年のヴィクトリアマイルで先輩が叩きだした上がり3Fは33.5。桜花賞よりコンマ8秒早い。ということはヌ−ヴォレコルトの推定上がり3Fのタイムは33.2ということになる。
 マイルのスピードを加味するとヌ−ヴォレコルトが得意とするレースをコントロールするかのような先行策は取りにくく、中段やや後方が濃厚。10番手前後といったところだ。10番手前後で上がり33.2を出した馬がなんと去年一頭だけいた。ストレイトガールだ。鞍上も同じなので信憑性がわく。この馬の着順は3着。つまりヌ−ヴォレコルトの今年の着順が3着だと言うことが分かった。

 後は成長度とローテーションでどう変動するかだが、これはもう皆さんの判断に任せるほかない。私はこのデータを大いに信頼したいと思うので○か▲の印を取るだろう。

 いかかだっただろうか。こんな前代未聞のやり方で大丈夫なのかは実のところ私が一番よくわからない。ただし、3着という着順は頭の片隅に入れた方が良いだろう。勿論、明確なヴィジョンがある方は別だが。
 これにて行き当たりばったり過ぎて寄り道が多々あったヴィクトリアマイルの展望は以上とさせていただく。

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  • あじゃぱさんがいいね!と言っています。

    2015/05/15 19:33 ブロック

  • ブラックホークさんがいいね!と言っています。

    2015/05/13 23:33 ブロック

  • ようこさんがいいね!と言っています。

    2015/05/13 22:59 ブロック