スマートフォン版へ

マイページ

361件のひとこと日記があります。

<< 新潟大賞典 予想... ひとこと日記一覧 ヴィクトリアマイル 展望... >>

2015/05/10 16:54

NHKマイルC 回顧

 今非常に気分が良い。ほぼほぼ私の展開通りになり、来るべき馬がちゃんと来て、予想もほとんど完璧ときた。こんなにも気分よく回顧を書ける日が来るなんて思ってなかったが、こんな日だからこそ気持ちの良い回顧を書こうと思う。

 展開はレンイングランドが逃げて、アルビアーノが番手、まあ逃げ馬と番手の馬も予想通り。ただ、ペースが若干予想とは違った。12.4 -11.1-11.8-11.9-12.1-11.1-11.3-11.8。これが今回のラップ。前半3F通過タイムが35.3で1000m通過タイムが59.3。私が予想していたより1秒くらい遅い。レンイングランドが思ったより飛ばさず、単騎の番手で行くはずだったアルビアーノに後続の負荷がかかってしまった。アルビアーノにとって悪い展開ではないにしても、私が予想した絶好の展開とまでは残念ながらいかなかった。ただ、外があんまり伸びなかったので、馬場的には向いたのかなという印象。

 まずは、勝ったクラリティスカイ。皐月賞からのローテでパフォーマンスを落とさなかったのはたたえるべき。マイルでの適性と能力は世代トップクラスということを改めてッ証明された一戦だった。そして、2週連続でこの男がやってのけた。横山典弘。ここ2週、本当にノッているというか、さえているというか、充実期なんだなと改めて実感した。道中から変に溜めずにアルビアーノの直後の3段目を取りきって、直線で最善のルートを確保する事が出来たのが、やはり一番の勝因だろう。人馬ともに充実しているコンビが勝利を勝ち取ったといえるレースだろう。今後のローテとしては、まずはしっかり休ませてマイルに専念させたほうがこの馬の為かなと。放牧から富士Sを挟んで秋のマイルCSを目標にするあたりが無難かと。

 そして、我が本命のアルビアーノ。本当によく頑張ってくれた。残念ながら単騎の2番手とはいけなかったが、私の注文通り2番手を確保。柴山騎手には感謝するばかりだ。直線の仕掛けるタイミングも絶妙で、馬も最後まで気を抜くことが無かった。本当にかしこく、真面目な馬だなという印象。最後こそ勝ち馬に屈したが、十分頭まで狙える内容だったのではないか。牝馬離れした身体能力も素晴らしい。今後のローテに注目が集まるところ。古馬と交じりマイルに絞るのか、2000mの秋華賞を目指すのか、ともあれ選択肢が広いということは良いことである。

 3着のミュゼスルタンはインで決まった2頭のなか、一頭だけ馬場の真ん中を駆け抜けたのだから、かなり評価すべき内容。とにかく、馬券購入者のレベルの高さを知らしめさせる3着だったのではないかと。この成績なら5か6番人気が妥当であるが、コンスタントに買われ続けふたを開けてみれば2番人気。それにちゃんと3着を確保するのだから大したもの。こんな上級者達と闘わなければならないのだから競馬は厳しい。ともあれ、唯一道中で中段より後ろの位置から伸びてくるのだから、マイル適正というか左回り適正は非常に高いかなと。

 最後に6着だがヤングマンパワーは味のある競馬をしたかなと。どこかしらで穴を開きそうな匂いがぷんぷんする。

 悪夢の天皇賞春から一転、歓喜のNHKマイルCにすることができた。努力は裏切らない。来週も一生懸命、研究と分析を重ね、毎レースで歓喜したい。
 

お気に入り一括登録
  • レンイングランド
  • アルビアーノ
  • クラリティスカイ
  • ミュゼスルタン
  • ヤングマンパワー

いいね! ファイト!