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2015/05/09 22:57
新潟大賞典 予想
私には一つの趣味がある。それは「隠れ巧者」を見つけること。隠れ巧者というのは走ってもないにも関わらず本当は得意なんじゃないかというコースのことを私が勝手に言っている。
◎ハギノハイブリットは隠れ新潟巧者。特に今回の新潟外回りは日本唯一の800mもの長い直線がある特殊なコースで実力よりも適性が左右される。これまでG1やG2で活躍してきたトーセンラーやナカヤマナイトがあっさり飛んでいることもあり、実力通りにはいかないコース。とくに新潟外回りに要求されるのは800mもの長い直線を最後まで伸び続けることができる長い長い脚。
このハギノハイブリット。私は勝手にこの馬のことを長い脚師匠と慕っている。それほどまでにこの馬の長い脚というかロングスパートが半端ない。まず我々の度肝を抜かしたのは昨年の京都新聞杯。師匠の伝説はここから始まったと言える。このレースは12.2 - 10.3 - 11.6 - 11.6 - 12.0 - 12.5 - 12.5 - 12.1 - 12.8 - 11.6 - 11.8という終始脚を使う超耐久戦。それをまるで楽しむかのように耐久しきった。このレースこそがこの馬の真骨頂と言えるだろう。
最近は師匠の活躍が見れなかったが、前走の大阪ハンブルグカップで師匠の片鱗を見ることができた。13.0 - 12.0 - 13.2 - 12.8 - 12.6 - 12.9 - 12.2 - 12.0 - 11.8 - 11.5 - 11.4 - 12.3これは前半6Fと後半6Fで一変したレース。後半6Fはまさに超ロングスパート戦といえるラップでまさに師匠向きのレースとなった。最後はものすごい覇気の脚を披露した。3着という結果であったが、どスローで逃げ切ったサトノシュレンや、斤量が軽かったレコンダイトを見れば、一番強い競馬をしていると言えるはずだ。
ともあれ、このロングスパートがあれば新潟の4Fもの長い直線をまるで庭のようにすいすい駆け抜けてくれるだろう。
やはり○デウスウルトは外せない。G3戦での安定感が半端なく、これまで2着、3着、2着。中京で左回りと長い直線の適性もばっちりアピール。大崩れをする気がまるでしない。
一発は前走で師匠に先着された▲マテンロウボス。前走は距離と休み明けと敗因がばっちり。2000mなら持ち味のスピードを存分に活かせるだろう。左回りで強い勝ち方をしたのも好感が持てる。
△アズマシャトルは新潟のスピード勝負に対応できるかがカギだが、前走で左回りの2000mで強い競馬をした。軽視はできまい。
△パッションダンスは一昨年の勝ち方を評価。自分からハイペースを演出させ他の馬をバテさせる、エピファネイア並の豪快な競馬はグッド。
大穴で△ダノンヨーヨー。長い脚と言えば長老的な存在だ。
明日はロンスパ師匠の走りを見て、苦手な新潟コースを勉強する。
◎15ハギノハイブリット
○3デウスウルト
▲7マテンロウボス
△13アズマシャトル
△11パッションダンス
△10ダノンヨーヨー