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2015/05/08 15:29
京都新聞杯 予想
私にとって悪夢の天皇賞春から早一週間。早いもんで、もう明日から中央競馬が始まる。もう少し反省したい気分だが、競馬は待ってくれない。さて、先週のことなど忘れて競馬予想に取り組んでいこうではないか。いや、待てよ。失敗は成功のもと。先週の天皇賞春のレースこそ、私にとって大事な教訓がたくさん詰まっているのではないか。間違いない。ということで、天皇賞春で得た教訓を是非活かして今週の予想に励みたい。おっと、いきなり土曜日は京都新聞杯。天皇賞春と同じ京都コースの外回り。早速、教訓を存分に活かせる舞台があるではないか。これはJRA様が私にリベンジの機会を与えてくれたのだろう。ありがたや。ありがたや。
私が先週の天皇賞春で得た教訓とは、京都外回りはすっと先団に取りつける先行力と坂を下る時に発生するロングスパートを耐えることができる耐久力。この二点とある程度の力があれば勝負ができるということだ。前者は終始先団を譲らず3着に粘ったカレンミロティックが、後者はロングスパートを耐久して他の馬がバテているところを悠々と伸びてきた1着のゴールドシップと2着のフェイムゲームがそれぞれ証明してくれた。
そんな二点に該当する馬がこの京都新聞杯に一頭だけいた。これは私に当てろというサインなのだろう。もう、私に迷いはない。◎アルバートドック。とりあえず先行力は前々走や3走前のレースぶりを見て証明されており、外枠配置ということもあり、最低でも3列目あたりにはつけるだろうと読んでこれは無問題。問題は耐久力。私はこれも十二分に備わっていると読んだ。耐久力とスタミナは相関性が非常に高い。天皇賞春でロングスパートを耐久したゴールドシップやフェイムゲームは現役ワンツーのスタミナを誇る。となれば、メンバー唯一2400m戦を勝っているこの馬がこのメンバーの中では必然的にスタミナが一番高いということになる。さらに、そのこの馬が勝った2400mのラップが意外と興味深い。13.2 - 12.3 - 13.7 - 13.4 - 12.7 - 12.5 - 12.8 - 12.4 - 12.4 - 12.0 - 11.3 - 12.4というラップ構成で前半の緩ペースから残り5Fあたりで一気に加速し、ラスト1Fでは若干ペースが落ちる、まさに典型的な耐久戦。これを勝ちきるということはロングスパート戦に容易に耐久出来るということだ。その二つの土台に加え素質と奥行きも一線級だ。前走の毎日杯は2400m→1800mという大幅な距離変更を要した厳しい一戦。それでも、あっさりと対応し最後まで伸び足を欠くことなく4着まで上り詰めた。この柔軟な対応力こそ素質の高さの証明だろう。あとは、京都のディープインパクト産駒という心強い材料も大きい。
〇トーセンバジルは先行力こそ微妙だが、耐久力ということに関していえば◎より上だろう。やはり弥生賞の12.5 - 11.4 - 12.3 - 12.4 - 12.7 - 12.0 - 12.1 - 12.1 - 11.9 - 12.4という超耐久戦を重賞馬7頭という顔ぶれの中、重賞未勝利ながら見どころ十分で掲示板を確保したのは、評価すべき点だ。京都という舞台を考えれば枠も絶好で、これなら鞍上も積極策を取りに行くだろう。
▲シュヴァルグランも耐久力は相当なもの。12.7 - 10.8 - 11.8 - 11.7 - 11.9 - 12.6 - 12.1 - 12.4 - 12.4 - 12.4このラップはシュヴァルグランが勝った未勝利戦のラップ。この未勝利戦とは思えないハイペースの消耗戦を先行策で◎を押し切った耐久力は群を抜いている。この競馬をするのなら、ほかの馬に勝ち目はないが、最近の競馬を見る限り後方から終いの脚を活かす競馬が板についている。この作戦では、先行力必須の京都では残念ながら減点材料だ。
△ロードクロムウェルを穴馬に抜粋。タイムは平凡ながらノーキャリアで未勝利勝ち上がったのを見ると、大物感を感じる。長くいい脚を使えるのも京都外回りにぴったり。
△ポルトドートウィユは枠が絶好。前走の配線を踏まえて、間違いなく2列目の内ポケットという最善の位置を確保できる。ただ、前走の負け方を見る限り強さを感じない。
△ダノンリバティも一応印を回す。毎日杯の◎に先着した鋭い脚は評価せざるおえないし、枠もやはりよい。
今週からいい意味で切り替えずに土日の競馬に励んでいきたい。
◎15アルバートドック
〇3トーセンバジル
▲12シュヴァルグラン
△16ロードクロムウェル
△2ポルトドートウィユ
△1ダノンリバティ