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2015/05/06 19:39

天皇賞春 回顧

 そんな訳が分からない優勝馬とは対照的に2着のフェイムゲームは素直というか分かりやすい馬。それも、年々分かりやすくなっている。なぜか、この時代に珍しい純粋無垢なステイヤーと化した。天皇賞春のような3000m超と普通の2000前後のレースは別物。2000m前後では勝負にならないような馬が、3000m超戦でなぜか好走してしまう。逆もまたしかり。5着のネオブラックダイヤがまさにそれ。もう、フェイムゲームは3000m超戦でないと勝負できないかもしれない。AJCCで全く勝負に参加できないのを見ると2200m以下では間違いなく勝負にならない。もしかしたら、重賞実績がある2500mでも、今は厳しいかもしれない。だが、それらを犠牲にして長距離では現役屈指の力を手に入れることができた。それに加え、よりスタミナが求められる持久戦。結果的に現役ナンバーワンとナンバーツーのスタミナがある馬のワンツーだったということだ。

 3着のカレンミロティックは、さすがは連覇中の蛯名騎手と言ったところだった。すっと逃げ馬の後ろに構え、終始有利な内内を通り、1枠1番の恩恵を120%活かした見事な騎乗と言えるだろう。カレンミロティックも予想以上のスタミナであった。
 
 一番人気のキズナは7着と大惨敗。予想してたとはいえ、さすがに負けすぎ。上がり34.9は遅すぎる。長距離戦もさることながら持久戦は全くの適正外ということだろう。
 有力視されていた8枠3頭もこぞって大惨敗。まず、アドマイヤデウスは終始かかってしまった。これでは能力云々以前の問題だ。こうなってしまっては、長距離適正なんてあったものではない。個人的にはサウンズオブアースを千切ったことがある阪神コースこその馬だと思うので、人気が落ちた宝塚記念で是非狙いたい一頭だ。
 その、アドマイヤデウスに感化されサウンズオブアースもエキサイト。道中に力を遣いすぎてしまい直線では余力がなかった。
 そして、その興奮したサウンズオブアースに何度もぶつかったウインバリアシオンも巻き添え。そして、故障してしまった。結局、これが彼にとって最後のレースとなってしまったが、いくら怪我しても何度でも這い上がるその勇姿を忘れるこはないだろう。
 とにかく、アドマイヤデウスサウンズオブアースも力負けではないので極端に評価を落とす必要はない。

 最後に我が大本命のホッコーブレーヴについて。残念ながら、6着と苦い結果となってしまった。敗因としては位置取り。終いを活かすこの馬にとっては不向きな位置取りであった。まあ、勝ちにいったという騎乗だったので文句はない。不利は何もなかったので、もう少し伸びても良かったという印象。見所が何もなかったと言うわけではないので、見当はずれの予想ではなかったということは声を大にして言いたい。

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