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2015/05/02 22:19

天皇賞春 予想2

 以上のことを念頭に置きつついよいよ私の結論を出そう。もう、前振りが長すぎていなくなってしまっている人もいるかもしれないが。この物語の結末は◎ホッコーブレーヴの悲願のG1制覇だ。展望の時も挙げたが、3連覇かかるフェノ−メノを回避させた時点で、この物語の脚本家はまともな筋書きを立てない。もう、読者がひっくりかえるような結末が待っている。と信じている。まず、枠が良い。今の京都は明らかに内枠有利。有力馬がこぞって外枠になった時点でこの馬の勝率は一気に高まった。二つ目は血統。この馬の父、マーべラスサンデーの産駒はシルクフェイマスネヴァブションと言った高齢での活躍が目立つ晩成血統で、年齢で嫌われているようなら面白い。
 しかし、一番の理由は何といっても前振りで挙げた瞬発力と持久力の二面性。これが無かったら最初何のために長々時間を割いたか分からないのだが。まず評価すべきレースは日経賞。去年はこの日経賞組のワンツースリーで決まった天皇賞春と相性が抜群のレース。今年の天皇賞春は絶対日経賞組から馬券を買おうとだいぶ前から決めていたが、日経賞を観戦しその自信はさらに増すこととなった。このレースのラップは6.9 - 11.4 - 11.5 - 11.9 - 12.0 - 12.4 - 13.1 - 12.4 - 11.8 - 11.7 - 11.7 - 11.6 - 11.8という1Fごとに11秒台が連発する非常に私好みの持久力が問われる厳しいレース。このレースを好走した馬は持久力もさることながら総合力が高い馬ということになるだろう。この馬は休み明けと決して良い条件とは言えなかったが3着と好走。本番に向けて視界良しという内容だった。とりあえず前述で挙げた持久力の高さはこれで証明済み。
 次に去年の天皇賞春。このレースは12.8 - 12.0 - 12.1 - 12.4 - 12.4 - 12.1 - 11.3 - 12.5 - 12.9 - 12.9 - 12.9 - 12.3 - 11.7 - 12.0 - 11.1 - 11.7と先ほどの日経賞とは打って変わって前半スローからの瞬発力戦。ここでも断然一番人気に推されたキズナを上回る末脚で3着にぶちこみ波乱を演出させた。このレースで瞬発力もアピールして見せた。今年は連覇したフェノ−メノ不在でさらに上の着順が狙えるだろう。とにかく、この馬の高い持続力と高い瞬発力がお分かり頂けたであろうか。

 実は○サウンズオブアースと最後まで本命を迷った。この馬の一番の不安材料である前走より3kg重くなる斤量が対抗評価に下げることとなったのだが、それ以外は非の打ちどころがない。まず、このレースに重要な距離適性が十分にある。菊花賞2着もさることながら、レコードを大幅に更新する超厳しいレースでのものだから大したもの。前走は先ほど良レースとして挙げた日経賞。菊花賞からという休み明けという厳しい条件に加え、道中はとても勝つには厳しいような後方の位置。そこから鬼脚繰り出して4着。それに前走の位置取りも陣営が意図的に下げたように見えた。と言うのも叩きという舞台、賞金は十分に足りるという背景から、日経賞を捨てここを取りにきたのではないか。もしそうなら、前走はレースに参加せずに足を確かめるだけという調教的な意味合いが生まれ、このレースの本気度がうかがえるのは大きな評価材料。

 

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