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2015/04/29 21:36

天皇賞春 展望 ※新コーナー

 回顧に続きこちらも新コーナー。新しいコーナーが湯水のように湧き出てくるアイディアマンな私が、次に行うのは展望だ。
 本物の予想家というのは日曜の夜〜月曜にかけて回顧を行い、火曜〜木曜にかけて展望を行い、金曜〜土曜に予想をするという競馬漬けの毎日を送っている。そう、言いかえれば平日であろうと四六時中競馬の事を考えないと真の予想家になれない。
 私は無意識にそれを今まで行っていた。おそらく競馬の事を考えていない日なんて一度もなかっただろう。いや、外れまくった次の日くらいは嫌になって考えるのを控えたかもしれないが、それでも次の日には当たり前のように競馬予想をやるほどの競馬好きだ。私には真の予想家になる資格があるのだろう。
 私は当然のように、平日には展望をしていたのだが、私の展望を文に起こす発想はなかった。だが、文にしてみればなにか新しい考え方が浮かぶかもしれない。そんな僅かな期待を抱きつつこの新コーナーの新設にあたった。
 
 そんな私の展望を恥ずかしながら書き連ねよう。記念すべき第一回目は、第一回目にふさわしい伝統の一戦、天皇賞春だ。
 この天皇賞春という筋書きの無い小説は、いきなり読者の期待を裏切り始めた。三連覇を狙うフェノ−メノの回避。出走していたら高評価をしていただろうからさぞかし残念だ。一体、この小説の作家はどんな結末を頭に描いているのだろうか。いきなりフェノ−メノを回避させる作家だ。読者が予想だにしないような結末が待っているだろう。

 今回は主にみんなが一番気になっているだろうニ頭の見解について示そう。一昨年、去年と期待を裏切ったゴールドシップキズナだ。
 まずは、ゴールドシップ。一昨年は誰もが勝ちを疑わなかったはずだ。勝たないと予想した人はよほどの異端者であるだろう。それほどまでに、圧倒的だった。それがどうだろう。結果は馬券にも絡めず5着。この馬をしこたま買っていた人は、あのゴールドシップの直線でのバテバテなシーンは今でも鮮明に思い起こすであろう。これを機に、ゴールドシップという馬の難しさを知った。そんな一戦だった。
 去年もキズナに一番人気こそ奪われたが、あれだけの事がありながら二番人気。それほどまでにこの馬に期待したファンが多かったのだろう。しかし、結果は7着。昨年よりも着順を落とす結果となった。
 さて今年はどうか。率直に言おう。厳しい。というのも明らかに去年よりもパフォーマンスが落ちている。衰えたというよりかはやる気が無くなってしまったというのが正しい。みなさん、忘れがちだとは思うが年明けのAJCCの大敗は真摯に受け止めなければいけないだろう。多頭数で前が止まらない前半3Fが37秒台後半のペースと、この馬にとって厳しい条件が重なったのは事実だが、今まで苦にしていなかった中山コースでの敗戦。全盛期のゴールドシップであるならば格好は付けてくれただろう。
 そして、勝ちはしたものの阪神大賞典のパフォーマンスが決定的だった。去年は、他の馬を全く寄せ付けずアドマイヤラクティ相手に3馬身ぶっちぎった大得意な舞台。その強さを誇っても天皇賞春は7着だったことを見れば、この阪神3000、の異常な適性は明らか。今年はデニムアンドルビー相手に1馬身差。最後こそ地力の差が出たように見えたが、私の目からはデニムアンドルビーが距離の影響でバテたようにしか見えなかった。数値を見ても明らかで去年よりも上がり3Fのタイムが1秒遅い。ラップが全く異なるので参考にはならないが去年よりインパクトがなかったのは明らかだろう。そして、京都はこの馬が最も機嫌を損ねそうな走りにくい高速馬場。それも、上がり3F31秒台が出る異常な超高速馬場。当日にどしゃぶりでも降らないかぎり馬券内はおろか掲示板にも載ることはないだろう。
 やはりローテーションを誤ってしまったのがこの馬の歯車を狂わせたのであろう。有馬記念後に中3週でレースに出走してしまったのが、この馬のやる気を損ねてしまった。
 一つ救いなのは当たりの柔らかい横山典騎手のスイッチ。宝塚記念を連覇したタイミングなので、それでどこまで変わるか。

 

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