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2015/04/27 11:43

フローラS 回顧2

2着のディアマイダーリンも展開の利は受けたかなと、これといって強調する材料もマイナスになる材料もなく、評価通りといったところ。馬はともかくとして横山騎手という騎手だ。この騎手は本当に特殊で、先行馬を「ポツン」と呼ばれる馬群から離して最後方からの騎乗で期待を裏切ったと思いきや、差し馬をいきなり逃げさせ波乱を演出させたり、予想家にとっては間違いなく悩ましい存在。前日の福島牝馬Sでも一番人気の馬を「ポツン」させ期待を裏切った。いつもやることとはいえ、やはり競馬ファンの印象には相当残った。ここで、同じく一番人気に騎乗するディアマイダーリン。前日のことが脳裏をよぎったファンは少なくないはず。少なくとも私はそれを危惧した。それに、ディアマイダーリンは差し馬なので、その可能性は大いにあった。が、ここでしれっと先行して勝ちに行った。全く本当に悩ましいのだが、「ポツン」を植えつけてファンを不安にさせ次に「しれっと先行」するというオチとしてはありな話。考えてみればこのような「伏線騎乗」(勝手に命名)は過去にもあった。ダービー馬、ワンアンドオンリー。皐月賞で「ポツン」をして不安を残させ、ダービーで人気を落とし「しれっと先行」して勝った。実は彼の「ポツン」には意味があるのかもしれない。悩ましい騎手には変わりないが、もし今後、彼が印象的な「ポツン」騎乗をしたのであれば、その次のレースで伏線を回収「買い」なのかもしれない。
 3着のマキシマムドパリは本当に強かった。というのも馬体重前走よりマイナス18kgも落としていた。パドックでは素人目から見てもやせ細っていたのは目に見えた。レースは最内枠ということもあり、馬場の恩恵もあったが、それでも直線向いてから馬体重を極端に減らしてしまったとは思えないしっかりとした伸びで、1、2着馬に最後まで食らいついた。馬体重さえまともなら、あっさり勝っていただろう。
 私が本命にしたウインアキレアは4着。もう少しまともなペースであれば、着順を上げれたかなという印象。それでも、馬場の恩恵を生かし終始内枠を通った騎乗は素晴らしかった。最後、予想通りの末脚は披露できたので、やはりペースが極端に落ちてしまったのは心残り。それは5着のエバーシャルマンも同様。それでも、二桁人気の馬が4着に大健闘したので満足だ。
 これで、1着シングウィズジョイと2着ディアマイダーリンと3着のマキシマムドパリが優先出走権を獲得しオークスに臨む。今年は桜花賞にメンバーが集まったので、厳しいかなといった感じ。勝負になりそうなのは、今回のような極スローペースが前提のシングウィズジョイ、馬体重が戻った前提のマキシマムドパリぐらいかなといった印象。ともあれ本番でも極スローペースになったら、それこそ大問題になりそうだし、再輸送を強いられるマキシマムドパリが馬体重を戻すとも思えないので、フローラS組は重い印を打つ必要はないだろう。マキシマムドパリに関しては、かわいそうなのでいったん放牧に出して関西圏にレースを絞る方がよさそうだが。オークスは桜花賞組から組み立てていいだろう。あとは、スイートピーSに出てくるディープジュエリー次第。
 回顧はこれで終了とさせていただく。非常に疲れたが、意外と書いてみて楽しかし、競馬の勉強にもなった。競馬予想は回顧からと主張している人の気持ちが十分に分かった。あとは、3日坊主にならないことを願うまでだ。

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