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2015/04/25 22:14

フローラS 予想〜◎ウインアキレア〜 前篇

 騎手にはお手馬というのが存在する。お手馬というのは、いわば相棒のようなもので、一頭の馬に一人の騎手が乗り続けることを意味する。これは、馬の個性を熟知するうえで、非常に有効な手段だ。

 今回、◎ウインアキレアに騎乗するのは柴田大地騎手。実は、このレースの裏に、先ほどブログで書かせていただいた、読売マイラーズCというレースがあり、そのレースにはマイネルホウオウという馬が出走している。マイネルホウオウと言えば、思い出されるのはNHKマイルCで、柴田大地騎手悲願のG1初制覇をもたらした馬だ。まさに、柴田騎手にとって一番思い入れのあるお手馬と言えるのだが、今回柴田騎手が乗るのはウインアキレア。つまりマイネルホウオウを蹴って、このウインアキレアを選んだこととなる。いろいろ事情があるのかもしれないが、私にはどうもこの馬に相当な自信があるとしか思えない。
 現在の単勝オッズでは15番人気と全く期待されておらず、本当に自信があるのか首をかしげた。だからこそ、柴田騎手の真意を探るべく、探偵予想家の私が探りを入れてみたら、まあ地下の財宝のように面白いものが出てくるわ、出てくるわ。柴田騎手がマイネルホウオウを蹴ってまで飛びつきたいのも無理もないような、ダイヤの原石のような二つのレースが発掘された。一個目のダイヤの原石はチューリップ賞。このレースは16番人気ながら7着と健闘したのだが、内容が素晴らしかった。このレースの特徴はペースこそ速くないが、馬場も悪く上がりもかかっていたため、かなりの差し決着となった。その証拠にこの馬を先着した上位6頭は、桜花賞を4馬身差でぶっちぎったレッツゴードンキは例外とすると、全ての馬が道中8番手以降であった。つまり、3番手あたりをとりつき、勝ちにいったこの馬のレース内容は着順以上の競馬だったと言える。もう一つのダイヤの原石は前走の君子蘭賞。今回出走するメンバーも出ており、人気になるであろうシングウィズジョイマキシマムドパリと差のない競馬をしている。直線でもたつき、着差こそ前述の2頭につけられたものの、上がり自体は勝ったシングウィズジョイより0.1秒差速いので、数値的にも着差ほどの実力差は考えづらい。さらにラスト100mの脚は秀逸で、これは上位2頭よりも優秀だったと感じた。この最後の最後のジワリジワリと確実に伸びる脚は、絶対に200m伸び、直線が広い東京−スの当舞台で必ず活きる。2000mは初だが、父のコンデュイットは2400mのG1を何度も勝っており、そういう意味でも問題はないはずだ。口をすっぱく言うが、あの100mで伸びた脚こそ2000mという舞台で輝くと直感したのだ。枠も、開幕週には絶好の2番枠をゲットし運も味方につけた。

 対抗は前述で少し名前が上がった○マキシマムドパリ。この馬はなんといっても経験値が凄い。これまでに重賞を無敗で制したクイーンズリンクや、重賞2着で皐月賞に出走したダノンリバティ等の強敵相手と接戦を演じている。この経験は重症という舞台で間違いなくプラスになるだろう。評価すべきレースは、先ほどと重なってしまうが、君子蘭賞。結果を言ってしまえば2着と負けているのだが、一番強い競馬をしているのは間違いなく当馬だ。少し出遅れて、道中は後方を余儀なくされ、そのせいもあって一番スピードを出したい直線で思うように進路を取れなかった。それでもこのレースの勝ち馬であり、最初から最後までスムーズにいっていたシングウィズジョイをあと一歩のところまで猛追している。レースぶりはゆったりとしているので、距離延長は間違いなくプラス。こちらも開幕週では絶好枠である最内枠を引いており、当然それも強調材料の一つだ。勿論、詰まる可能性もあるのだが、それは武豊騎手の手腕に期待して良いだろう。

 

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