皐月賞　予想　後篇

対抗は○リアルスティール。先ほどちょろっと述べたがスプリングＳでダノンプラチナに先着した馬だ。この馬は以前から注目していて、共同通信杯の時に本命にしたくらいだ。詳しくは私の過去の共同通信杯の記事を見てほしい。その共同通信杯はとにかく強かった。キャリア１戦にもかかわらず、同条件でものすごい競馬をしたドゥラメンテを競り落とした。まさにＧ１級の器。しかし、前走のスプリングＳで２着とこの馬にとっては物足りない結果に終わったが、私から言わせればこのレースも相当強い。このレースは６２秒台の超がつくほどのスローペースで、後方から競馬をしたこの馬にとっては厳しい展開。それでも勝ち馬に迫る圧巻の競馬。いつも不安視される屋根だが、フルゲート割れしたのでレースはしやすいのではなかろうか。

　大穴で挙げたいのは▲クラリティスカイ。ダノンプラチナのところで挙げたが、この馬も朝日杯の厳しい競馬をした経験馬だ。それも後方で決まる中、唯一中段の位置から粘り込んでの３着、十分評価できる内容。このレースでこの馬に先着されたブライトエンブレムが人気しているのなら、こっちを狙うのも面白い。前走はコーナーのペースアップに巻き込まれた形となり、かなり厳しい競馬を強いられてしまったので、度外視とまではいかないが、着順を重く受け止めることはない。私としてはかなり面白い存在だ。

　以下、前走の弥生賞で一番強い競馬をした△ブライトエンブレム、距離延長で十分見直せる△ベルーフ、小回り適正がありそうな△ミュゼエイリアンで勝負する。

　Ｇ１レースはＧ１馬からという先人のプロ予想家の格言に習い、明日はダノンプラチナで勝負だ。

◎１５ダノンプラチナ
○５リアルスティール
▲１４クラリティスカイ
△１ブライトエンブレム
△１０ベルーフ
△９ミュゼエイリアン