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2015/04/18 17:29

皐月賞 予想 中篇

今年の重要な3歳戦においてハイペースになったレースは実に少ない。有力馬の大半が出走したステップレースである弥生賞、スプリングSは両者とも61秒を超えるスローペース。そんな中で唯一、ペースが速いレースを見つけた。2歳戦の総決算である朝日杯FSだ。このレースは緩いペースが多い、今年の2歳戦(3歳戦)で数少ない60秒を切るハイペースだ。だったら単純にこのレースで一番強い競馬をして一着だった◎ダノンプラチナを本命にするという結論に達した。その朝日杯のレースは一番人気に推されながら、ディープ産らしいキレキレの末脚を存分に披露したこの馬の能力は疑いようもない。レs−うレベルもこのレースで惨敗したブライトエンブレムタガノエスプレッソが弥生賞で好走しているので問題あるまい。前走のスプリングSは3着と負けはしたのだが、このレースは先ほどあげた通りスローペースのもので、前を捕らえきれなかったのは仕方がない。リアルスティールに差されたが、こちらは休み明けで完全なる皐月賞狙いのローテーション。叩き2戦目でリアルスティールに逆転できる算段にある。むしろ前走は、勝ちすぎず負けすぎず、本番で爆発するような理想的なレースだったと言えよう。だが、こんな良い馬が現在6番人気と低評価。おそらく、世間一般が考えるこの馬の二つのマイナス要因がそうさせているのだろう。最初に言ったが、プロとは世間一般的な考えに逆行すること。さっさと、この馬に対する二つのマイナス要因をさっさと斬ってしまおう。一つ目は距離だ。牡馬クラシックは2歳から合わせると、朝日杯の1600mから始まり、皐月賞の2000m、ダービーの2400m、菊花賞の3000mとどんどん長くなる。まさに牡馬クラシックは距離との闘いでもあるのだ。距離適性はいつも以上にナーバスにならねばなるまい。当然、2000m超の経験が無いこの馬にも、距離不安の疑いの目が仕向けられるのもうなずける。だが、本当に距離が長いのだろうか。考えてみてほしい。この馬の父はディープインパクトだ。ディープ産は、父譲りの中距離戦で爆発する傾向がある。むしろ2000mこそベストな舞台なのではなかろうか。そもそもマイル戦で強い勝ち方をするディープ産駒で2000mがこなせない馬など聞いたこともない。もう一つは枠だろう。距離を一番ロスする大外枠。競馬をやっている人ならなおさらいい印象がないだろう。ただ、今回のレースに限ってはどうだろう。そもそも今回は相次ぐ出走馬の回避により皐月賞ではレアな15頭立て。フルゲートの大外は確かに嫌だが、15頭立ての大外だ。フルゲートならオレンジの7枠に相当する馬番だ。こう考えると問題は無いように見えてきただろう。そして、皐月賞は例年、中山開催のラストを飾るレース。例年、内が荒れており、外も良く伸びる。外を確保できる大外枠は有利ではなかろうか。それに大外枠だって良いことは多々ある。一つ目は最後に枠入りすることだ。枠入り後すぐにスタートとなるので、発馬機に閉じ込められるストレスがたまらない。二つ目は馬に挟まれることが無いこと。人間でも満員電車に乗って、ぎゅうぎゅう詰めにされるとストレスがたまる。馬も同じで挟まれて身動きが取りずらいとストレスがたまってしまう。つまり、大外枠はストレスがたまらない、馬にとってはなんとも心地よい枠なのだ。ここまで書けば、大外枠が最高の枠に見えてきただろう。

 

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