新たな歴史が刻まれる！　（2）

私の切なる願いはキズナチームの勝利（優勝）です！

デビュー前から期待をし非社台ということもあり大いなる野望というか、必ずクラシックホース（ダービー馬）になると信じていた馬です。

佐々木師＝佐藤哲三との黄金コンビで主導、哲三の落馬による騎手生命も危ぶまれる重傷を負いユタカに騎乗を任されました。
これは、オーナーの前田氏だけの意向だけではなく、佐々木師（調教師）・佐藤哲（騎手）、三者の想いがユタカに託さてれたのです。

馬名のキズナには深い愛情（震災の方達に勇気と元気を与える）と絆（日本の心の繋がりと感謝の意を込めて）があります。
この馬に皆さんの希望と未来があるのです。

ユタカの３年間といのは、自身（ユタカ）だけでなく、ファン、関係者、非常に辛いものがありました。
大怪我をするのも騎手人生で初でしたので、戸惑いと焦りが入り交じり、計り知れないプレッシャー、騎乗数の激減の恐怖、数々の試練が待ち受けました。

競馬ファンの中には、彼は終わった？歳で若者についていけない？手綱捌きが悪い？騎乗が下手になった？など多くを叩かれてきました。

去年のマイルCSのサダムパテックでの優勝が分岐点になったのではないか？と思われます。
あの勝利に対しユタカは健在！、まだまだいける！、老け込む歳じゃない！、関係者、ファン、メディアの間で称えられました。

そして、キズナとの出会い・・・。
これは運命でもあり、ユタカが持っているものであり、馬・関係者が導いてくれたものであります。

ユタカには、イチローと同じような不思議なパワーとオーラを兼ね備えています。
ここで決めてくれるという感覚です。
持って生まれた人しか与えられないものです。

1987年のユタカのデビューから２7年・・・。
競馬の汚いイメージを払拭し、競馬のブームを巻き起こし、アイドルホースの誕生、ユタカはJRA＝日本中央競馬会に多大なる貢献をしてきました。
1人の力ではここまでこれないのは百も承知ですが、貢献度とクリーンにした功績は大きいです。

ユタカが凱旋門賞の挑戦をして20年。
ユタカの20年目の真実は・・・。
1994年ホワイトマズル号での凱旋門賞を若き日本の天才に託された理由（わけ）、それは日本馬で武豊騎手の手で日本初勝利を掴んでほしいという吉田照哉氏のメッセージが込められていたと思います。
今年はその恩を倍返しする時がきました。

必ず掴んでほしい！凱旋門賞の優勝を・・・その手に・・・

最終章へ・・・

最終章の前に、明日の1曲は・・・

口笛
作詞 KAZUTOSHI SAKURAI
作曲 KAZUTOSHI SAKURAI
唄 Mr.Children

頼り無く二つ並んだ不揃いの影が
北風に揺れながら延びてく
凸凹のまま膨らんだ君への想いは
この胸のほころびから顔を出した

口笛を遠く 永遠に祈る様に遠く 響かせるよ
言葉より確かなものに ほら 届きそうな気がしてんだ

さあ 手を繋いで 僕らの現在が途切れない様に
その香り その身体 その全てで僕は生き返る
夢を摘むんで帰る畦道 立ち止まったまま
そしてどんな場面も二人なら笑えますように

無造作にさげた鞄にタネが詰まっていて
手品の様 ひねた僕を笑わせるよ
形あるものは次第に姿を消すけれど
君がくれた この温もりは消せないさ

いつもは素通りしてたベンチに座り 見渡せば
よどんだ街の景色さえ ごらん 愛しさに満ちてる

ああ 雨上がりの遠くの空に虹が架かったなら
戸惑いや 不安など 簡単に吹き飛ばせそうなのに
乾いた風に口笛は 澄み渡ってゆく
まるで世界中を優しく包み込むように

子供の頃に
夢中で探してたものが
ほら 今 目の前で手を広げている
怖がらないで踏み出しておいで

さあ 手を繋いで 僕らの現在が途切れない様に
その香り その身体 その全てで僕は生き返る
夢を摘むんで帰る畦道 立ち止まったまま
そしてどんな場面も二人で笑いながら
優しく響くあの口笛のように