フェブラリーS　2021　予想　

出走メンバーを見てもある程度前目の位置からスピードに乗せて押し切りたいタイプが揃った印象。中にはある程度ペースをコントロールするのが理想の馬も多いが、ここまで同型が多いと前半である程度争ってでも位置を取り行かざるを得ないかもしれない。展開的に序盤から緩む流れになる可能性は低いように思える。
　
ある程度流れる展開になって後半の末脚勝負で勝機が生まれそうなのは◎サンライズノヴァ。後半で使える脚の長さは今回のメンバー構成では1.2を争う馬であり、それは過去の東京マイルで走った時に証明済み。何よりも東京マイルの実績の豊富さと、この条件でのパフォーマンスの高さは十分に推せる内容だろう。また新興勢力の台頭は警戒しなくてはならないが、昨年末のチャンピオンズＣでも終わってみれば前年の1〜4着馬がそっくりそのまま上位を占めていた。サンライズノヴァは昨年秋の武蔵野Ｓ（東京ダ1600ｍ）で58キロを背負って差し切り勝ちで、さらに昨年このレースで3着の実績からもここは強気に出れるはず。
　
相手筆頭は〇ワンダーリーデル。こちらも◎に劣らず東京マイルの実績と末脚の破壊力はメンバー屈指のもの。4角から直線の進路取りで嵌るか嵌らないか…という感じの馬だが、嵌らない時（直線で包まれた時）でも掲示板付近には来ていた馬。ある程度流れる展開を想定しているし、直線馬群がバラける形になるなら期待は出来るだろう。
　
3番手以降は迷う所ではあるが昨年の武蔵野Ｓで見所十分だった▲ソリストダンサーを指名。一応ある程度流れる展開を想定しており、後方待機の形なら武蔵野Ｓの再現があっても良いように思える。

後は正直前走のチャンピオンズＣで力負けの感は出ていたのだが、東京マイルという舞台での変わり身というところを警戒したい△カフェファラオ、想定以上に流れが速くなって前崩れの展開での浮上を警戒したい△ヤマニンアンプリメ、他の武蔵野Ｓ組をすべて押さえておきながら、この馬だけを消してしまう事を後悔したくないので△エアスピネルまでを連下候補として馬券を組み立てたい。
　　

【買い目】
馬連◎〇▲ＢＯＸ
３連複◎〇▲軸△流し