595件のひとこと日記があります。
2020/12/21 20:32
過去の思い出 1999年 第44回 有馬記念
- 9 R
-
第44回有馬記念(G1)
1999年12月26日 5回中山8日目 4歳以上オープン (混)(指)(馬齢)
着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 単勝 | 人 気 |
馬体重 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | 7 | グラスワンダー | 牡5 | 57 | 的場均 | 2:37.2 | 2.8 | 1 | 512(+12) | [東] 尾形充弘 | |
2 | 2 | 3 | スペシャルウィーク | 牡5 | 57 | 武豊 | 2:37.2 | ハナ | 3.0 | 2 | 464(-4) | [西] 白井寿昭 |
3 | 6 | 11 | テイエムオペラオー | 牡4 | 55 | 和田竜二 | 2:37.2 | クビ | 12.0 | 5 | 474(-2) | [西] 岩元市三 |
4 | 6 | 10 | ツルマルツヨシ | 牡5 | 57 | 藤田伸二 | 2:37.3 | 1/2 | 12.1 | 6 | 504(+6) | [西] 二分久男 |
5 | 7 | 13 | メジロブライト | 牡6 | 56 | 河内洋 | 2:37.5 | 1 | 6.5 | 3 | 470(+8) | [西] 浅見秀一 |
6 | 8 | 14 | ゴーイングスズカ | 牡7 | 56 | 芹沢純一 | 2:37.5 | クビ | 163.6 | 14 | 460(+2) | [西] 橋田満 |
7 | 1 | 1 | ナリタトップロード | 牡4 | 55 | 渡辺薫彦 | 2:37.8 | 1.3/4 | 6.8 | 4 | 492(+6) | [西] 沖芳夫 |
8 | 7 | 12 | ファレノプシス | 牝5 | 55 | 蛯名正義 | 2:38.1 | 1.3/4 | 68.8 | 9 | 442(0) | [西] 浜田光正 |
9 | 5 | 9 | フサイチエアデール | 牝4 | 53 | 福永祐一 | 2:38.1 | アタマ | 79.0 | 10 | 434(-4) | [西] 松田国英 |
10 | 3 | 5 | ステイゴールド | 牡6 | 56 | 熊沢重文 | 2:38.2 | 1/2 | 31.6 | 8 | 428(+8) | [西] 池江泰郎 |
11 | 2 | 2 | スエヒロコマンダー | 牡5 | 57 | 後藤浩輝 | 2:38.2 | クビ | 128.2 | 12 | 434(+4) | [西] 松元茂樹 |
12 | 8 | 15 | ダイワオーシュウ | 牡6 | 56 | 柴田善臣 | 2:38.3 | 1/2 | 95.1 | 11 | 472(+2) | [東] 二ノ宮敬 |
13 | 3 | 4 | ユーセイトップラン | 牡7 | 56 | 松永幹夫 | 2:38.9 | 3.1/2 | 139.9 | 13 | 490(+18) | [西] 音無秀孝 |
14 | 4 | 6 | シンボリインディ | 牡4 | 55 | 横山典弘 | 2:39.2 | 2 | 26.1 | 7 | 468(+20) | [東] 藤沢和雄 |
除 | 5 | 8 | インターフラッグ | 牡7 | 56 | 岡部幸雄 | --- | 434(0) | [西] 工藤嘉見 |
払い戻し
-
単勝 7 280 1 複勝 7
3
11140
140
2601
2
5枠連 2 - 4 450 1 馬連 3 - 7 470 1 ワイド 3 - 7
7 - 11
3 - 11240
620
7501
7
9
過去のレースの思い出や馬券自慢を勝手に語ってみる企画。
前回に引き続き有馬記念を振り返るが、今回は1999年の有馬記念を振り返る。
この年のメンバー構成は実に豪華。前年の有馬記念の覇者でもあり、今年の宝塚記念も制したグランプリホースのグラスワンダー(1人気)、天皇賞秋、ジャパンカップと秋のG1を連勝して挑むスペシャルウィーク(2人気)が最有力候補とされた。
他にも菊花賞馬のナリタトップロード(4人気)、皐月賞馬テイエムオペラオー(5人気)、前年の有馬記念2着のメジロブライトらが有力候補。他には相変わらず善戦マンのままだったステイゴールド(8人気)、この年の夏に急成長を見せたツルマルツヨシ(6人気)らが参戦。牝馬組では前年度の牝馬二冠馬ファレノプシス(9人気)、この年の3歳牝馬を代表してフサイチエアデール(10人気)らも参戦し、3歳牡馬からはマイルCを制したシンボリインディ(7人気)も距離云々の問題を跳ね除けて果敢に挑戦している。
レースは逃げ馬不在という中でゴーイングスズカが主導権を握ってレースを引っ張る形。しかし序盤から超ウルトラスローの流れで、前半は13秒台のラップが連発されており前半1000mは65秒前後。後半の1000mである程度流れる形にはなったが、それでも後半3Fのラップ推移は12.4.-11.0-11.9と極端な直線だけの競馬に。
そんな展開の中で中団やや後方で控えていた1人気グラスワンダーが3角過ぎに外から進出開始。それを見た最後方待機の2人気スペシャルウィークがグラスを追いかけに行く展開で、3〜4角はこの2頭が大外を回って一気に進出していく。
グラスワンダーは大外を捲って来て直線入口では先頭を伺う位置まで上がり、直線序盤でスッと伸びて後続を突き放しにかかる。これに対してスペシャルウィークはコーナーでの反応、加速力で若干見劣って、グラスに対して約1馬身半遅れる形に。しかしそのグラスも最後の坂の上りでやや伸びを欠いたところに、外からスペシャルウィークが猛追を見せ始める。そしてこの2頭が馬体を併せた状態でゴール。見た目に勝敗は分からず長い長い写真判定にもつれ込み、その結果グラスワンダーに軍配が上がることになる。ゴール版通過後、スペシャルウィークの武豊騎手が勝利を確信してウイニングランを敢行した…という事で語り継がれる名勝負でもある。
名勝負というのは事実だし、武豊の幻のウイニングランというオチまでついた話は他所でも結構語られてはいる。だが個人的にやや不満なのは、この大接戦のゴール前でテイエムオペラオー、ツルマルツヨシがかなり際どく絡んでいる事に触れている話が少なすぎると思う。
結果テイエムオペラオーは勝ち馬からハナ+クビ差で同タイムの3着。4角からの動きは丁度1.2着馬の内側にいた為に見た目にも注目されずにいたが、直線の伸び脚そのものは2着馬と遜色ないもの。最後の1Fで一旦は勝ち馬を交わしたかに見えたが、最後は差し返されるという形で際どい3着。4着のツルマルツヨシは3角過ぎから捲りに出た勝ち馬のすぐ内側から揃って進出しており、勝ち馬が内に切れ込まない壁の役割を果たしつつ勝ち馬と同じように直線に進入。直線半ばから残り100m付近までは単独先頭に躍り出ており、普通の感覚で見ていればこれはもう完全な押し切りパターン。しかし本当に残り数十メートルという区間で一気に3頭に交わされて勝ち馬から0.1秒差の4着惜敗だった。
名勝負としてグラスワンダー、スペシャルウィークの2頭のみが注目される中、3.4着馬の奮闘があってこその名勝負であったと個人的には思っている。
しかし実は当時の個人的実馬券がスペシャルウィークからテイエム、ツルマルの2頭の流し馬券(馬連)でそこそこの勝負に出ており、結果的に非常に悔しい内容と結果になった背景があっただけの事。でも是非語りたい出来事だったので…というのを付け加えておく。
-
羽柴秀長さん
セイラーさん、いいね!とコメントありがとうございます。
今週は有馬記念なので2週連続で取り上げました^^
テイエムオペラオーはこの後に破竹の8連勝(だったと思う)となります。仰る通り翌年の活躍を予感させるに十分な内容だったと思います。 -
セイラーさんがいいね!と言っています。
-
セイラーさん
連覇したグラスワンダーの有馬記念でしたか。
私も今週は、日記で昔の有馬記念を取り上げようと思っていたので(笑)
ちょっと悩んでいたのです。
知っている有馬記念ですが、馬券理論をあまり持ってない時期でした。
詳しいレース記載で、色々と気づきもありました。
馬券に参加できなかった気がしましたが、思い出深いレースの一つだし、
テイエムオペラオーは、このレースの内容から翌年の活躍を予感しましたね。 -
羽柴秀長さん
ごいちさん、いいね!とコメントありがとうございます。
実は当時はグラスワンダーを無視してたので惜しくとも何ともない結果なのですけどね(笑)
今年も有馬記念頑張りましょう^^
あと明日から有馬記念出走馬分析SP(現時点では登録馬分析SPですが)をやります〜 -
ごいちさんがいいね!と言っています。
-
ごいちさん
テイエムオペラオー同タイム3着馬券かなりくやしかったですね!
今年も好勝負楽しみたいですね♪