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2020/12/20 19:57
朝日杯FS 2020 回顧
簡易回顧
モントライゼが途中からぶっ飛ばす流れ。全体はハイペースでも、2番手以降は比較的平均寄りの流れだったように見える。昨日のターコイズSと少し似た展開かと思うが、こちらは高速よりの馬場でもあり後半はスピード持続力勝負となった。
その中でグレナディアガーズが3番手の位置からそのまま押し切る形に。1人気の3着馬に対してみれば完全に位置取りの差が大きく出た感じはする。それでも終始緩む事が無い展開の中で、後半のそのままSP持続力を活かして押しきってみせたのは流石。前走の結果を踏まえても右回りになって大きく変わってきた印象を受ける。
2着ステラヴェローチェは良馬場での実績が無く、馬場、流れ、時計面への対応が心配されたが、終わってみればすべてを問題とせず。後半3Fは11.6-11.8-12.0と減速傾向になった中でとはいえ、最後の伸び脚そのものは見所十分の内容。3/4馬身及ばずの2着だが、直線序盤で進路を探す形になった分だけ届かなかったという見立ても出来るので、今度は逆転まで期待できるようになるはず。
1人気レッドベルオーブは道中やや掛かり気味だったし、結果論ではあるが勝ち馬との比較で位置取りとしては後ろ過ぎた印象。前走との比較で時計面でやや見劣った感はあるが、それでも力を出し切った部類にはなるはず。2着馬の切れ味が目立っているので、今後は折り合い面の課題をクリアする事と、やはり前半の位置取り重視の競馬をしていく事が重要に。
4着のバスラットレオンはマイルの流れそのものがこの馬の末脚を甘くさせたのかな…という感じ。まぁ時計的には十分に対応出来たと思うし、もう少しゆったりとした流れや、もう少し距離のある所で改めて注目して見たいタイプかも。5着ブルースピリットは前掛りの展開そのものはこの馬向きだった感は強い。終わってみれば1.32.8で走破しているし、心配された200mの距離延長も対応出来たと見ていいだろう。道中は離れた2番手追走ではあったが、その位置でもそこそこの流れであったはずだし、最後もバタッと止まらず粘りを発揮していた点は非常に好感が持てる。
(正規版はブログ内にて)