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2020/12/15 19:49
過去の思い出 2008年 第53回 有馬記念
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第53回有馬記念(G1)
2008年12月28日 5回中山8日目 3歳以上オープン (国際)(指)(定量)
着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 単勝 | 人 気 |
馬体重 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | 13 | ダイワスカーレット | 牝4 | 55 | 安藤勝己 | 2:31.5 | 2.6 | 1 | 494(-4) | [西] 松田国英 | |
2 | 8 | 14 | アドマイヤモナーク | 牡7 | 57 | 川田将雅 | 2:31.8 | 1.3/4 | 90.2 | 14 | 468(+6) | [西] 松田博資 |
3 | 4 | 6 | エアシェイディ | 牡7 | 57 | 後藤浩輝 | 2:31.9 | 3/4 | 36.1 | 10 | 496(+6) | [東] 伊藤正徳 |
4 | 7 | 11 | ドリームジャーニー | 牡4 | 57 | 池添謙一 | 2:31.9 | ハナ | 24.1 | 7 | 430(+10) | [西] 池江泰寿 |
5 | 5 | 8 | スクリーンヒーロー | 牡4 | 57 | Mデムー | 2:32.0 | クビ | 6.4 | 3 | 488(+2) | [東] 鹿戸雄一 |
6 | 5 | 7 | アルナスライン | 牡4 | 57 | ペリエ | 2:32.2 | 1 | 18.3 | 5 | 554(+14) | [西] 松元茂樹 |
7 | 1 | 1 | カワカミプリンセス | 牝5 | 55 | 横山典弘 | 2:32.5 | 2 | 19.0 | 6 | 488(-10) | [西] 西浦勝一 |
8 | 6 | 9 | メイショウサムソン | 牡5 | 57 | 武豊 | 2:32.5 | ハナ | 8.4 | 4 | 520(+4) | [西] 高橋成忠 |
9 | 4 | 5 | フローテーション | 牡3 | 55 | ルメール | 2:32.7 | 1.1/4 | 27.3 | 8 | 486(+2) | [西] 橋口弘次 |
10 | 2 | 2 | ベンチャーナイン | 牡3 | 55 | 柴田善臣 | 2:32.7 | クビ | 80.0 | 13 | 500(0) | [東] 小桧山悟 |
11 | 3 | 3 | コスモバルク | 牡7 | 57 | 松岡正海 | 2:32.8 | 1/2 | 75.7 | 12 | 516(+2) | [地] 田部和則 |
12 | 6 | 10 | マツリダゴッホ | 牡5 | 57 | 蛯名正義 | 2:33.1 | 1.3/4 | 4.4 | 2 | 498(+6) | [東] 国枝栄 |
13 | 3 | 4 | エアジパング | セ5 | 57 | 藤田伸二 | 2:33.9 | 5 | 54.4 | 11 | 452(+8) | [西] 藤原英昭 |
14 | 7 | 12 | アサクサキングス | 牡4 | 57 | 四位洋文 | 2:34.3 | 2.1/2 | 29.5 | 9 | 498(0) | [西] 大久保龍 |
払い戻し
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単勝 13 260 1 複勝 13
14
6130
2,280
6001
14
7枠連 8 - 8 18,640 29 馬連 13 - 14 29,490 53 ワイド 13 - 14
6 - 13
6 - 147,160
1,360
28,20049
12
86馬単 13 → 14 33,490 75 三連複 6 - 13 - 14 192,500 220 三連単 13 → 14 → 6 985,580 1052
過去のレースの思い出や馬券自慢を勝手に語ってみる企画。
今回は2008年に行われた有馬記念を振り返る。
2008年は全体を通じて混戦、明確な主役不在というのがあった年。3歳戦線は牡牝共に混戦の様相だったし、古馬戦線でも今一つ主役がピリっとしない感じの内容。その中でも宝塚記念優勝馬であるエイシンデピュティが直前で回避。より混沌とした状況の中でも前年に天皇賞連覇したメイショウサムソン、前走でジャパンカップを制したスクリーンヒーロー、中山の鬼という立場を確立し前年度の覇者でもあるマツリダゴッホ、昨年2着で前走の天皇賞秋でウォッカとの激闘の末2着惜敗だったダイワスカーレットが有力候補として挙げられていた。
レースは大外枠から好発を決めたダイワスカーレットが楽々と先手を取り主導権を握る展開。ダイワスカーレットは前半1000mを11秒台のラップを刻み続ける流れを作ったが、中盤で息を入れる感じで13秒前後のラップに落とし込み、そし後半1000m通過地点で再度ペースを上げて11秒台のラップを刻む流れを作り出すという巧みなペース配分を見せる。
このレースの最大のハイライトは3角から4角への攻防戦。前述のようにダイワスカーレットがグンとペースを引き上げた地点から始まる。
まずは道中終始2番手追走で、ダイワスカーレットをマークする形だった武豊騎乗のメイショウサムソン(4人気)がダイワスカーレットに襲い掛かる。ダイワがペースを引き上げるとそれに反応し、今度は一気に並びかけに行く。しかし鞍上の手が激しく動く割には思うように前に進んで行かない感じ。4角では外から来た馬に並び交わされ、直線入口では完全にダイワに突き放されてしまい結局8着に敗退。
3角途中ですでに一杯になりつつあったメイショウサムソンに替わって襲い掛かろうとしたのが菊花賞2着のフローテーション(8人気)。メイショウよりも楽な手応えで3角で上がって行けたが、ダイワに襲い掛かる前に外から来たスクリーンヒーローに潰される形になって終了。
スクリーンヒーローと同じく大外から一気に捲ってきたのが昨年の覇者マツリダゴッホ(2人気)。まさしく真打登場という感じで出てきて会場も沸いたが、内にいたスクリーンヒーローに抵抗される形になって捲り切るというところまではいかず。しかもペースの上がった地点で一気に脚を使い切った印象で、結局は伸びきれないまま12着と大敗してしまう。
3角過ぎで大外を回って進出したスクリーンヒーロー(3人気)は、さらに外から来たマツリダゴッホの捲りを阻止する形。動き出した地点から考えると相当長く脚を使っている感じに。直線は単独2番手になり、3角から続いた対ダイワの挑戦権獲得したとい感じだったが、坐何円ながら直線半ばで脚が止まった。最後の1Fで後続に交わされて4着まで。
このように3角過ぎからダイワスカーレットに襲い掛かろうとした馬はすべて撃退されてしまう。すべては後半1000mを11.5-11.9-12.0-11.7-12.7というラップに対応しきれずという内容と結果に。3〜4角の各馬の一連の動きは、ダイワに襲い掛かろうとする側の手綱が激しく動いているのに対し、受けて立つダイワの手応えは終始楽なもの。必死に追いすがる男どもを尻目に余裕で逃げる女性…という感じすらあった。
結局ダイワスカーレットは最後の1Fこそ12.7秒と落としてしまったが、後続の追撃を完璧に振り切って2着馬に1馬身3/4の差をつける完勝。2着には最後方待機からの直線勝負に徹した14人気のアドマイヤモナークが入る。3着には3〜4角でワンテンポ仕掛けを遅らせたエアシェイディ(10人気)。同じく4角で仕掛けを待った感のあるドリームジャーニー(7人気)も4着まで来た。
結果的に自ら勝ち馬を捉まえに行った組は敗退し、勝負を考えずに自分の競馬に徹した組が好走した形となった。ゴール前の接戦ばかりが名勝負として注目される傾向にあるが、この2008年の有馬記念は3角からの有力馬の攻防戦に最大の見どころがあった名勝負だと思う。
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Fumioさんがいいね!と言っています。
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羽柴秀長さん
セイラーさん、いいね!とコメントありがとうございます。
何時の間にかそちらも似たような企画を…(笑)
またご訪問させて頂きますね。 -
セイラーさんがいいね!と言っています。
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セイラーさん
こんにちは。ちょっと懐かしい有馬記念ですね。
とにかく、ダイワスカーレットの強さが目立ったレースだった記憶がありますね。
前走の休み明けの天皇賞でもハイペースでもウオッカのハナ差2着と、
凄いレースをしていましたから…!
宣伝になって、申し訳ないですが、
週に1回「けいば日本昔ばなし」のコーナーで
懐かしいレースを掲載しています。
興味があったらご覧くださいね! -
羽柴秀長さん
ごいちさん、いいね!ありがとうございます。
この時はダイワスカーレットの馬券を買っておらず、負けろ負けろと見てましたので結構詳しく覚えておりました。
今年の有馬もお互いに楽しみましょう^^ -
ごいちさんがいいね!と言っています。
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ごいちさん
ダイワスカーレットをめぐる攻防楽しめさせてまらいました^^
今年もなかなかのメンバー揃ってきましたし年末楽しみですね♪