ＪＣの回顧（簡易版）

ＪＣの回顧派簡易版。完全版はブログ内にて。

　
ＪＣは終わってみればアーモンドアイの完勝。個人的には馬場云々という理由を上げて評価を下げたが、まぁそういう事を一切問題にせずの完勝で、本当にただ強かったという感想。
　
キセキの大逃げでレースペースはハイペースになっていて、2番手以降の馬の流れが読みにくいところはあるのだが、それでもアーモンドアイを含む2番手以降でもそこそこの流れになっていたはず。その中で後続を寄せ付けない走りで勝ちタイムは2.23.0。今の東京の馬場を考えても速い方であり、本当にただただ完勝という感じ。心なしかゴール前での脚色にも余裕があって、必死に追いすがった2着コントレイル以下に1馬身1/4の差。もう言う事がございません。
　
コントレイルはジックリ脚を貯めるような感じのレース運び。4角から直線んで馬場の良い大外に出して伸びたが、直線半ばでちょっと内にササる感じになった事もあって、思ったほど弾けなかった印象。勝ち馬には完敗だったとしても、一旦は完全に突き放したかに見えた3着デアリングタクトに最後はクビ差まで詰め寄られている。まぁアーモンドアイ、デアリングタクトらとは違ってこちらは叩き3走目であり、菊花賞→ＪＣというローテが厳しかったのかもしれない。
　
デアリングタクトは直前で追われてイザって時に若干反応が悪かった感じ。その分だけコントレイルに対して後れを取り、結果馬体を併せられ、さらに内に切れ込まれて…という感じで馬場の内目に進路を取らざるを得なくなっている。それでも最後の1Ｆで鋭く伸びて4着馬を競り落とし、さらに2着馬にクビ差まで詰め寄ったのは凄い。まぁ53キロの軽量は聞いたとは思うが…。
　
アーモンドアイについては最後の最後まで本当にハイレベルで強い内容を見せ続けたと思う。これほどの強さを見せ続けた馬というのは今後現れるのだろうか？という疑問は当然出てくるだろう。それくらい凄かったと思う。
　
個人的にはこれだけ強いアーモンドアイで馬券を取れたのは僅かに1回。しかもそれは一昨年のＪＣで印的には▲-○の組み合わせで馬連は500円程度。3歳時は同世代のラッキーライラックを推し続けていたし、4歳以降も◎に推しても相手を悉く外す内容で全く話にならない内容。挙げ句の果てに引退レースとなる今回は軽視して嫌々の抑えとして△を回しただけ。本当に恥ずかしいわ…。