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595件のひとこと日記があります。

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2020/11/15 17:08

デイリー杯2歳S 2020 回顧

レッドベルオーブ 1着

発馬五分から控える感じで中団内目からの競馬。序盤で少しい方が素振りを見せるも大きく折り合いを欠く事も無く追走。終始内目で進めて4角から直線に進入。直前入口で持ったままの手応えで内目から進路を探す状態から、序盤でラチ沿いに進路を取って伸びて来る。半ばからは先に抜け出したホウオウアマゾン(2着馬)との追い比べに発展して激しい争いに。結局ゴール前寸前までの追い比べでアタマ差競り落として勝利し、レコードタイムのおまけもついた。
 
道中がそこそこ流れる展開で、ラップをみても直線序盤のラスト2Fで10.9秒をマークするなど直線でさらに加速を求められる展開。それでも最後は12.0秒と落としているから結構厳しいスピード持続力勝負になったと言える。今の阪神は高速馬場っぽいし、元々持っているスピードが最大限に生きた感じはする。この流れでも序盤やや掛かる素振りをみせたくらいだしね。
 
今後の課題という事になるとやはり純粋なスローの加速勝負になった場合にどうなるか。今回もラスト2F目で10.9秒を叩き出しているし、加速力そのものは持っているとは思うが、スローの流れになってもその脚を引き出せるかどうか。現状スピードが勝っている感があるので、自ら前に行ってそういう展開に持ち込ませなくればいいだけの話だが…。でもどこかで加速勝負の展開を一度見ておきたい気はする。
 
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MH1 ある程度流れる展開からの後半SP持続力勝負向き。現状ではペースの緩急が無い方がベストかもしれない 
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ホウオウアマゾン 2着

好発からスッと前に行って自然とハナを切る形。しかし3角手前になって外から掛かったスーパーウーパーが来てハナを譲る形に。3〜4角はそのまま2番手で入って、直線入口で前の馬に並びかけに行って直線序盤で先頭に立つ。直線序盤も持ったままの手応えだが、勝ち馬が内に潜り込んできたのを確認してから追い出しを開始。直線序盤からは勝ち馬との併せ馬状態で追い比べに。この馬もシッカリ伸びてはいるのだが、勝ち馬を引き離すどころかゴール前でアタマ差前に出られてしまって2着まで。
 
この馬もほぼ完璧な競馬はしているのだが、最後の最後で勝ち馬に前に出られてしまっただけの競馬。ただどちらかと言えば直線の加速力で勝負したい馬と見ていたので、終始スピードの持続力が問われた展開でここまでの内容を残せたのは少し意外。逆に言えばスローの加速勝負に持ち込めば逆転していた可能性は僅かにありそう。
 
この結果を受けてこの馬の展望は明るい。SP持続力と瞬発力勝負の両方で結果と内容を残しているし、未勝利戦では重馬場の持続力勝負でも結果を示している。現状では展開不問と言える形で、これは結構強みになるような気はする。後は同世代の他の路線組との力関係次第というところだろうか。
 
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A1 現状は展開不問で後半の総合力で勝負できるタイプ。前半流れる感になっても意外と脚を削がれない印象  
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スーパーホープ 3着

発馬五分から中団やや後方の位置取り。3角過ぎから徐々に促して進出してきて、4角から直線入口で外に出して直線に向く。直線序盤で追い出されるとスッと加速して一気に3番手争いの一角に食い込む。ただ残り1Fからは前2頭と同じ脚色になってしまって差を詰められず。結果0.2秒差の3着まで。
 
結果的に上位2頭と遜色ない脚は使っているのだが、位置取りと外目を回した分だけの差のように思える。タイプ的には持続力勝負型と見れただけに、スピード持続力勝負の形でこういう内容を残したのも今後に繋がると思う。時計面での進境も見せたしね。後は相手関係次第というところだろうか。
 
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M2 ある程度流れる展開からの持続力勝負向き。切れる脚はあまりない感じなので、ラップの緩急が無い形が理想と言える。
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  • 羽柴秀長さん

    ごいちさん、いいね!ありがとうございます。

    2020/11/16 17:59 ブロック

  • ごいちさんがいいね!と言っています。

    2020/11/15 20:40 ブロック